セルティック井手口陽介、CL登録メンバーからまさかの落選に現地反響「忘れられた男」「唯一除外された」

2022年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

地元紙は「居場所がなかった」と報道

CLのグループステージには出場できなくなった井手口。(C)Getty Images

 捲土重来を期した2年目も、厳しい状況に陥っている。

 9月4日、日本人選手4人が所属するセルティックは、6日にレアル・マドリーとの初戦を控えたチャンピオンズリーグの登録メンバー25名を発表。古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が順当に入った一方で、井手口陽介がまさかの落選となった。

 昨シーズン途中に加入した井手口は、初スタメンを飾ったカップ戦で負ったケガにより離脱を余儀なくされた。同時加入の前田や旗手が活躍するなか、日本人選手で唯一、思うように試合に出場できなかった。

 悔しさもあったのだろう。今夏のプレシーズンマッチでは好パフォーマンスを披露し、2年目の活躍が期待されていた。しかし、開幕直前に再び故障。現在はトレーニングに復帰しているものの、まだ一度もベンチ入りを果たしていない。
 
 地元メディアは『Glasgow live』 は、「イデグチは、怪我との戦いの中で除外された唯一の有名なシニアプレーヤーだ」と報道。「(メンバー入りした中で)最も驚くべきは、おそらくジェームズ・マッカーシーだ。経験豊富なMFは、移籍期限最終日にレンタル移籍を許可されたと伝えられているが、何も実現しなかった」とし、構想外となっているベテランのリスト入りを疑問視している。

 ただ、「忘れられた男、イデグチはセルティックのチャンピオンズリーグのチームから除外された」と報じた地元紙『Daily Record』は、UEFA(欧州サッカー連盟)が定める「ホームグロウン枠」が8人であることに着目。この8人にマッカーシーを含め、「アーロン・ムーイやハタテを含む多数のMFを考えると、イデグチの居場所はなかった」と伝えている。

 これでグループステージ6試合には出場できなくなったが、マドリー、RBライプツィヒ、シャフタールと同居したグループFで2位以内に入り、決勝トーナメントに進めば、また登録はやり直しになる。まずは国内リーグやカップで出番を掴み、アピールしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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