「輝かしいパフォーマンス」ダービーで奮闘の旗手怜央に賛辞相次ぐ!前田大然にも高評価「フレッシュな攻撃の脅威をもたらした」

2022年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人スターにとっては悪夢」

宿敵とのダービー圧勝に貢献した旗手(左)と前田。(C)Getty Images

 宿敵相手の快勝は、連覇への大きな弾みとなった。ただ、エースの負傷は懸念材料だ。

 セルティックは9月3日、スコットランドリーグ第6節でレンジャーズとのオールドファームに臨み、4-0で勝利した。開始早々に古橋亨梧が肩の負傷でギオルゴス・ギアクマキスとの交代を余儀なくされたが、リエル・アバダの2得点などでハーフタイムまでに3点を奪取。後半にも追加点を挙げてダービーを制している。

 古橋と一緒にスタメンに名を連ねた旗手怜央は、後半の73分までプレーした。一方、ベンチスタートになった前田大然は、同じ73分にアバダと代わって途中出場している。

 先発出場した旗手には多くのメディアから採点記事で高い点がつけられた。『SCOTTISH DAILY EXPRESS』と『THECELTICWAY』、『football.scotland』は8点。『Daily Record』、『THE SCOTSMAN』、『GlasgowWorld』、『90min』などは7点だ。

 SCOTTISH DAILY EXPRESSは寸評で「特に最初は何度か素晴らしいパスを出した。いつも速いプレーをキープしようと動いていた」と評価。THECELTICWAYは「危険なエリアを警戒しようという意欲や、パスでリスクを負おうとしたことで、相手にとっては難度が増していった」と賛辞を寄せている。football.scotlandは「中盤ではおそらく3番目の出来」としつつ、「それでも輝かしいパフォーマンス」「レンジャーズのカウンターに容易に対処」と称賛した。
 
 途中出場の前田はメディアによって評価が分かれている。

 6点をつけたのがSCOTTISH DAILY EXPRESS、THECELTICWAY、GlasgowWorld。特にTHECELTICWAYは「ようやくアバダが交代しても、代わりがマエダでは、相手にとっては恐れる事態だったはずだ」と報じている。GlasgowWorldは「2得点の英雄アバダと交代し、フレッシュな攻撃の脅威をもたらした」と伝えた。

 一方、Daily Recordやfootball.scotlandは4点、THE SCOTSMANは3点だった。

 負傷交代した古橋は、採点なしか、低い点をつけられている。SCOTTISH DAILY EXPRESS は3点、Daily RecordやGlasgowWorldは1点だった。SCOTTISH DAILY EXPRESSは、「日本人スターにとっては悪夢だった」と報じている。

 セルティックは次戦、チャンピオンズリーグ開幕戦で王者レアル・マドリーと対戦する。好調のチームが勢いを続けられるか。一方で負傷した古橋の状態も気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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