混戦模様のJ1優勝争い、広島が5連勝で暫定首位浮上! 5試合ぶり敗戦の川崎は3位後退…横浜はFC東京と2-2ドロー

2022年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

川村拓夢が2ゴールと躍動

FC東京対横浜は両者譲らず2-2の痛み分けで決着した。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは9月3日、J1第28節の8試合を各地で開催。上位3チームの優勝争いは混戦模様となっている。

 前節は鳥栖に4-0の完勝で4連勝を飾り、横浜をかわして暫定首位に浮上した川崎は、湘南のホームに乗り込んだ。序盤から主導権を握ると、20分にセットプレーから知念慶が先制ゴールを挙げる。しかし53分、相手にPKを献上。これを町野修斗に決められ、同点に追いつかれる。そして90+3分には、途中出場の阿部浩之に逆転弾を許し、1-2で5試合ぶりの敗戦を喫した。

 2位の横浜はアウェーでFC東京と対戦し、2-2の痛み分け。40分に獲得したCKを岩田智輝が倒れ込みながらゴールに押し込み、先手を取る。勢いに乗ると、45分には左サイドからの西村拓真のクロスに、ゴール前へ走り込んだ仲川輝人が合わせて追加点。しかし53分と63分に失点して試合を振り出しに戻され、その後も勝ち越し点が遠く、勝点1を分け合った。
 
 3位の広島はホームに清水を迎え、2-0の快勝。お互いにチャンスを得ながらも1点が遠く、0-0で迎えた終盤の83分、味方のスルーパスに抜け出した川村拓夢が左足で冷静にネットを揺らし、先制。さらに終了間際の90+5分にも川村が2点目を決めて、勝利を決定付けた。

 この結果、5連勝で勝点を50に伸ばした広島が、各チーム消化試合数にばらつきがあるため暫定ではあるものの、首位に浮上。勝点を49とした横浜は2位をキープ、敗戦の川崎は勝点で並ぶ横浜を得失点差で下回り、3位に後退した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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