札幌が鮮やか逆転勝ち! キム・ゴンヒの来日初ゴール&青木亮太の劇的AT弾でC大阪を2-1で下す

2022年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌は3試合ぶりの勝利で暫定12位に浮上

青木が終了間際に勝負を決するゴールを決めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは9月2日、J1第28節・北海道コンサドーレ札幌対セレッソ大阪を開催。2-1で前者が勝利した。

 最初にチャンスを迎えたのはC大阪。6分に高い位置でボールを奪った上門知樹からパスを受けたアダム・タガートが、右足でシュートを放つとクロスバーを直撃する。

 札幌は、最終ラインからのロングボールを起点に攻めようとするが、なかなかチャンスを作れず。20分あたりからC大阪が押し込む展開に。25分にはCKの流れから為田大貴が惜しいシュートを放つ。

 その後も、ジェアン・パトリッキや上門がペナルティアエリア内に侵入したが、ゴールは割れず。試合はスコアレスで前半を折り返す。

 札幌は、ハーフタイムに青木亮太とキム・ゴンヒを投入。この交代策が奏功し、流れを引き寄せると、50分に青木、56分にはキム・ゴンヒがシュートを放つが、得点には至らず。対するC大阪は、68分に山中のクロスから上門が決定機を迎えたが、痛恨のシュートミス。
 
 一進一退の攻防が続くなか、先手を取ったのはC大阪。77分、敵陣ペナルティエリア内でこぼれ球に反応した中原輝が左足を振る。ボールは弧を描き、ゴール左隅に吸い込まれた。中原にとっては嬉しいJ1初ゴールとなった。

 札幌は86分に追いつく。ガブリエル・シャビエルが左サイドからクロスを上げると、キム・ゴンヒが頭で合わせてゴールをゲット。キム・ゴンヒは来日初得点。さらに、90+4分にはスパチョークのパスを受けた青木がペナルティアークから右足を一閃、ミドルシュートをゴールに突き刺した。

 ビハインドを背負ったホームチームだが、86分に追いつく。ガブリエル・シャビエルが左サイドからクロスを上げると、キム・ゴンヒが巧みなヘディングシュートでネットを揺らす。期待の韓国人FWの来日初ゴールで1-1とし、さらに90+4分、スパチョークのパスを受けた青木がペナルティアークから見事なコントロールショットを突き刺し、札幌が鮮やかな逆転勝利となった。

 C大阪は連勝が3で止まり、暫定6位のまま。札幌は連敗を2で止めて、同12位に浮上した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連動画】アディショナルタイムの劇的逆転弾! コンサ青木のコントロールショット

【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!

【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!
 

次ページ【関連動画】アディショナルタイムの劇的逆転弾! コンサ青木のコントロールショット

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事