「私の選手にはしてほしくない」フォレスト指揮官がリシャルリソンの“舐めプ”に怒り!キャラガーも「ただ人を激怒させるだけ」

2022年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

余裕しゃくしゃくでリフティング

ネガティブな話題で注目を集めているリシャルリソン。(C)Getty Images

 舐めたプレー、いわゆる"舐めプ"に相手指揮官がモノ申した。

 現地時間8月28日に開催されたプレミアリーグ第4節で、トッテナムはノッティンガム・フォレストと敵地で対戦。エースのハリー・ケインが奪った2発で、2-0の快勝を収めた。

 問題の行為があったのは、すでに2-0となり迎えた85分だ。74分からソン・フンミンに代わりピッチに入っていたリシャルリソンが、フリーでパスを受けると、なんとリフティングを開始。余裕しゃくしゃくで、軽やかに空中で3タッチして見せたのだ。

 これに相手MFブレナン・ジョンソンがブチギレ。直後、再びブラジル代表FWにボールが渡った瞬間、思い切り足を刈り取り、激しく転倒させたのだ。ジョンソンには即刻イエローカードが提示された。
【画像】リシャルリソンが唐突にリフティング開始。ブチギレたフォレストMFは…

 フォレストのスティーブ・クーパー監督も不快感を示しており、現地紙『Mirror』によれば、試合後にこう訴えている。

「リシャルリソンの行為は、私の選手にはしてほしくない。しかし、スパーズでそれが受け入れられているのなら、私には関係ないことだ。でもここでは受け入れられない、それは確かだ」
 
 一方、選手交代について話し合っていたため、この出来事をよく見ていなかったというトッテナムのアントニオ・コンテ監督は、無礼な意図はなかったはずだと、擁護している。

「リッチーはノッティンガム・フォレストに、失礼な行為をしたいわけじゃなかったと思う。フォレストはサッカー界で偉大な歴史を持つ本当に良いチームであり、我々は大きな尊敬の念を持っている。リッチーもきっと同じように考えているはずだ。誰に対しても無礼な行為はしていないと言える」

 ただ、解説を務めていた元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、コンテ監督とは異なる考えを持つようだ。「そんなことをしてはいけない」と、断罪している。

「彼は何をしてるんだ? あのリシャルリソンという若者は、ただ人を激怒させるだけだ。私をもからかった。ジョンソンに何を期待してるんだ? 彼は容赦なかったが…」

 東京五輪では得点王に輝き、ブラジルを連覇に導くなど、華々しい経歴を持つ25歳は、今夏にエバートンから鳴り物入りでトッテナムに加入した。しかし、ここまで途中出場が続き、得点はゼロ。フォレスト戦ではピンポイントクロスでケインの2点目をアシストしたが、期待にはまだ十分に応えられていない。

 次はポジティブな話題で世間の注目を集めたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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