８月28日に行なわれているスコットランド・リーグ第５節で、日本人４選手が所属するセルティックは、ダンディー・ユナイテッドと敵地で対戦。古橋亨梧と旗手怜央が先発、前田大然がベンチスタート、まだ怪我が癒えない井手口陽介はメンバー外となった。

　開始早々に思わぬアクシデントが発生。守護神ハートがこぼれ球に詰めた相手FWフレッチャーに頭を蹴られ負傷する。血を流し、状態が心配されたが、数分かけて治療し、そのままプレーを続ける。フレッチャーにはイエローカードが提示された。

　開幕４連勝中のセルティックは15分に幸先よく先制に成功する。ジョッタのラストパスをペナルティエリア内で受けた古橋が、右足で冷静に流し込んだ。絶好調の日本代表FWは、圧巻の４戦連発となった。

　古橋は40分にも、エリア手前で右足を一閃。絶妙なミドルシュートで鮮やかにネットを揺らし、追加点を挙げる。あまりに華麗な一撃に決めた本人も思わず頭を抱えた。

　止まらないエースは、45＋２分にアバダの折り返しを流し込み、３点目をゲット。なんと前半だけでハットトリックを達成してみせた。

　ハートの治療に時間を要したため、前半で７分のアディショナルタイムが取られるなか、45＋６分にはジョッタがさらに追加点を奪い、セルティックは４―０で前半を終えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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