チェルシー、C・ロナウド獲得撤退の裏にまさかの“進言”? 現地紙「トゥヘルは親友ラングニックの助言により反対した」

2022年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラングニックがチェルシー指揮官に進言した理由は?

チェルシー指揮官トゥヘル(左)は、ラングニック(右)の進言でC・ロナウド(中央)獲得を見送った!? (C)Getty Images

 去就問題で日夜注目を集めているクリスティアーノ・ロナウドを巡り、驚くべき事実が浮上した。

 チャンピオンズリーグ出場を目的に、マンチェスター・ユナイテッドに退団の直訴したと報じられているC・ロナウド。新天地候補の1つには、同じプレミアリーグのチェルシーが挙がっていた。しかし、元ユナイテッド指揮官の進言で、移籍話は立ち消えとなったようだ。

 英紙『Daily Mail』は、『The Times』の情報を基に、昨シーズンに暫定的にオールド・トラフォードで指揮を執ったラルフ・ラングニックが、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督に送った助言がその要因だと、8月28日付けで伝えている。

「チェルシーはロナウドの獲得に動いていたが、トゥヘルとクラブの共同オーナーであるトッド・ベーリーが話し合った結果、最終的に契約を見送った。ベイリーはロナウドを中心とした攻撃陣の構築を好み、契約を推し進めていたという。しかし、トゥヘルは親友であり、ロナウドを指導した前ユナイテッドのボス、ラングニックの助言により、獲得に反対した」
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 同紙は「ラングニックの助言は、昨シーズン末にロナウドのプレッシング能力を批判していたために、驚くにはあたらない」と説明。同じドイツ人のトゥヘルに対し、このような進言をした理由として考えられる、ラングニックの今年5月の発言を紹介している。

「クリスティアーノはプレッシングの怪物ではない。彼は若い頃でさえ、『相手チームがボールを持っている、どこでボールを奪えるんだ?』と叫んでいた選手ではないんだ。まあ他の多くの選手でもそういった例はあり、ある段階で妥協しなければならなかった。もしかしたら妥協しすぎたかもしれない。それもあり得る話だ」

 バイエルン・ミュンヘンやアトレティコ・マドリー行きも実現せず、最近ではキャリアの原点であるスポルティングやナポリへの移籍の可能性が取り沙汰されているス―パースター。27日のサウサンプトン戦(1-0)でもベンチスタートとなり、ユナイテッドで非常に厳しい立場にあるなか、間もなく迎える移籍のデッドラインまでに動きはあるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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