バスガイド役で行きつけのキャバクラを案内、裸で廊下をダッシュ…城彰二が岡野雅行と日本代表“野人伝説”を振り返る

2022年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あの時はおれも若いから、全然何もわかっていないから」

城氏が岡野氏の日本代表でのムードメーカーぶりを振り返った。(C)Getty Images

 元日本代表FWの城彰二氏が8月24日、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で最新コンテンツを公開。ゲスト出演した元日本代表FWの岡野雅行氏と、親しくなった頃のエピソードを語り合った。

 日本がワールドカップ初出場を果たす1998年フランス大会に向けて活動していた代表チームで、本格的に話すようになった2人。城氏はポジションが同じで3歳年上の岡野氏を「おもしろい先輩だな」と思い、すぐに仲良くなった。 "野人"のニックネームで知られていた岡野氏は、代表チームでさまざまな"伝説"を残していた。

 ワールドカップを懸けて戦う最終予選のさなか、チームが移動中のバスでガイド役を買って出た岡野氏は、六本木を通った際に、「みなさん、右手をご覧ください。あそこが僕がいつも行っているキャバクラでございます」と"案内"。城氏は「本当にそういうことばっかりやっていたの。選手からバカ受けね。だけど、やっぱり監督やコーチは笑えないよね」と振り返った。
 
 中東の国に遠征した際には、現地の政情によりホテルの廊下に銃を持った軍人が立っていた。なぜか「負けたくない」と思った岡野氏は、裸で廊下をダッシュした。そんな姿に、思わず軍人も笑っていたという。

 また、ワールドカップ最終予選で出番がなかった岡野氏は、フラストレーションをため込んでいた。試合中の選手交代をめぐって、当時の加茂周監督に不満をぶつけた。

「あの時はおれも若いから、全然何もわかっていないから」と反省する岡野氏は、その後のアジア第3代表決定戦でワールドカップ出場に導く歴史的ゴールを決めたのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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