Jリーグは８月21日、J１第26節の湘南ベルマーレ対鹿島アントラーズをレモンガススタジアム平塚で開催。１－１で引き分けとなった。

　序盤にチャンスを作ったのは鹿島。４分に仲間隼斗が相手のビルドアップのズレを突いてシュートを放ち、８分には広瀬陸斗のアーリークロスに土居聖真が頭で合わせたが、いずれも得点には至らず。

　それ以降は、湘南がペースを握る。15分にタリク、21分に茨田陽生がフリーでシュートを放つなど、相手ゴールを脅かした。さらに、多くのFKやCKを得るが、鹿島がGKクォン・スンテを中心に堅守を築き、得点を許さず。スコアレスで前半を折り返した。

　鹿島はハーフタイムに和泉竜司、エヴェラウド、キム・ミンテの３人を一気に投入し、立て直しを図る。それでも劣勢の展開が続いたが、59分にワンチャンスを生かして先制。ペナルティエリア右からの樋口雄太の折り返しを、エヴェラウドが左足でゴールに叩き込んだ。
 

　対する湘南は、74分に追いつく。右サイドでCKを得ると、キッカーの茨田がファーサイドにボールを供給。大野和成の頭での折り返しを、瀬川祐輔がヘディングで合わせてゴールにねじ込んだ。終盤は両チームとも決定機がなく、同点のまま決着した。

　鹿島は連勝ならず、暫定３位に後退。湘南は連敗を２で止めたが、５戦未勝利となった。次戦、鹿島は27日にアウェーで川崎と対戦。湘南も９月３日にホームで川崎と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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