初先発の伊東純也は二度の決定機を生かせず…S・ランスは終盤の一発で意地の1―1ドロー!開幕3連敗は免れる

2022年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半ATまでプレーし、アシスト未遂も

3節目にして初先発を果たした伊東。(C)Getty Images

 8月21日に行なわれたリーグ・アン第3節で、伊東純也を擁するスタッド・ドゥ・ランスは、川島永嗣が所属するストラスブールと敵地で対戦した。

 内転筋を痛めて出遅れ、前節に途中出場で新天地デビューを果たした伊東は、満を持して初先発。川島はスタメンを外れるも、2試合連続でベンチに入った。

 開幕から連敗中のS・ランスは開始4分、伊東の絶妙なパスから抜け出したバログンがネットを揺らすが、オフサイドとなり得点は認められない。

 日本代表アタッカーは、14分にも激しいプレスからペナルティエリア内でボールをかっさらい、ビッグチャンスを演出。しかし、パスを受けたバログンのシュートは枠を外れる。

 さらに24分には、CKの流れから、伊東自らエリア内で右足を振り抜くが、GKセルスの好守に遭う。

 その後も得意の正確なクロスなどで、攻撃の中心として躍動していた伊東は、45分に決定機が到来。縦パスから抜け出すも、最後はバランスを崩し、力ないシュートはセルスにキャッチされる。
 
 チャンスをモノにできずにいると、前半アディショナルタイムにCKからジクにファーで流し込まれ、ここまで1分け1敗のストラスブールに先制を許す。

 1点ビハインドで折り返したアウェーチームは、55分にカウンターを発動。フリーでラストパスを受けた伊東がヘッドで合わせるも、三度セルスに阻まれ、決定機を逃す。

 それでも必死に反撃を続けるS・ランスは81分、フリプスの折り返しをバログンが押し込み、ついに同点に追いつく。ここから一気に逆転を目ざすが、勝ち越し点までは奪えず、1―1のままタイムアップ。勝点1を積み上げ、開幕3連敗は免れた。

 なお、得点こそ奪えなかったものの存分に存在感を示した伊東は、後半アディショナルタイムまでプレーしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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