現地時間８月20日、ベルギーリーグ第５節が行なわれ、19日にシント＝トロイデン（STVV）へ加入したばかりの岡崎慎司が公式戦デビューを果たした。

　坂元達裕が所属するオーステンデの本拠地に乗り込んだSTVVは、香川真司、シュミット・ダニエル、橋岡大樹に加えてその岡崎もいきなり先発。36歳のストライカーは香川とツートップを組んで、ベルギーでの初試合に臨んだ。坂元はベンチ外だった。

　その岡崎は10分、左サイドからのクロスを頭で合わせてファーストシュート。しかしこれは相手GKに阻まれる。その後は前線からの積極的なプレッシングでチームに流れを引き寄せる。そして17分、CKから主将のライストナーがゴールを決め、先制点を奪取。前半を１-０で終える。
 

　開幕から４試合勝利がないSTVVは、後半も攻撃の手を緩めず。52分にはカウンターから岡崎、香川と繋ぎ、橋岡が走り込んでフィニッシュまで持ち込むが、ゴールには繋がらない。

　70分以降はホームチームに押し込まれも、守護神シュミットの好セーブを連発して防ぐ。

　最後まで守備陣が身体を張って耐えきり、試合はそのまま１-０で終了。STVVは今シーズン初勝利を収めた。橋岡は83分まで、香川は86分まで、シュミットと岡崎はフル出場を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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