今夏、ベンフィカからリバプールに加入したダルウィン・ヌニェス。プレミアリーグ開幕節のフルアム戦（２－２）で貴重な同点ゴールを奪ったウルグアイ代表FWは、第２節のクリスタル・パレス戦（１－１）では57分に相手DFを頭突きで倒し退場処分となってしまった。

　まさかの愚行に多くの批判が集まったが、元リバプールのFWルイス・スアレス（現ナシオナル・モンテビデオ）が同胞の後輩に助言を与えたようだ。現地時間８月19日にスペインメディア『as』が伝えている。

「彼が若くしてリバプールでプレーしているのは称賛に値する。クラブでの時間を楽しみながら、学び続けなければならない」と若きストライカーのさらなる成長に期待を寄せる。
 

　2011年から３シーズン、リバプールに在籍したスアレスは、自身の経験からプレミアの厳しさを伝えている。

「彼はまだ加入したばかりで、相手選手たちは２度３度と退場に追いやるように挑発してくるだろうから助言したよ。イングランドではなおさらだ。僕だって失敗もしたし、嫌な思いもしたけど、倒れてもまた立ち上がり、僕は強くなれた。『（挑発してくる選手を）相手にするな、やつらは調子に乗るだけだ』と彼に伝えたよ」

　闘争心むき出しのプレーが魅力のスアレス。相手選手への"噛みつき"など、時に暴走してしまう"暴れん坊"の側面もあるが、FWとしての実力は折り紙付き。そんな大先輩からアドバイスをもらったヌニェスは３試合の出場停止となるが、復帰後の活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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