「ボールを持つたび観客が魔法を熱望」三笘薫への賛辞が止まず!地元メディアはファンの反応に注目「とても興奮させた」 

2022年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人は「彼らの前でプレーできることにモチベーションを感じる」

わずか20分の出場でファンを熱狂させた三笘。写真:PA Imagesアフロ

 本人はさらに上を目指している。だが、短い時間で好印象を残せたのは大きい。

 ブライトンの三笘薫は8月13日、ニューカッスルとのプレミアリーグ第2節で途中出場し、決定機を演出するなどしてスタジアムを沸かせた。

 後半75分からピッチに立った三笘は、85分にイングランド代表のキーラン・トリッピアーを1対1で翻弄。折り返しに合わせたパスカル・グロスのシュートが枠をとらえず、ゴールには至らなかったが、ホーム開幕戦でのプレミアリーグデビューで確かな爪痕を残した。

 地元メディア『SussexLive』は「20分弱だったにもかかわらず、ミトマはホームのファンをとても興奮させた」と賛辞を寄せている。

「ボールに触れるたびに、多くのサポーターが席から立ちあがり、魔法のようなことが起きるのを熱望した。なにより、グレアム・ポッター監督は空飛ぶウィンガーが対戦したくないような選手だと認めている」

【動画】「うっま」「あれ抜けるのか…」三笘がイングランド代表DFをぶち抜いた衝撃シーン
 ただ、スコアレスドローという結果もあり、三笘自身は喜びいっぱいというわけではなさそうだ。地元メディア『SussexLive』によると、三笘はクラブ公式チャンネルで「第一歩であり、僕という選手をサポーターに見せることができた」と話している。

「監督やコーチ陣にも自分にできることを示せた。次はもっと出場時間を得たときに、同じようなパフォーマンスをしなければいけない。勝たなければいけない試合だった」

 日本が誇るドリブラーは「個人的には、チームメイトから信頼してもらえるように、こういうプレーを続けなければいけないと思う」と続けた。

「出たときは全然ナーバスにならなかった。自分のことに集中し、あまりほかのことは考えなかった。とても良い雰囲気で、ファンが素晴らしい応援をしてくれる。快適だった。彼らの前でプレーできることにとてもモチベーションを感じる」

 好発進をさらなる勢いにつなげられるか。ブライトンは21日の次節でウェストハムと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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