１試合で、評価が一変したようだ。

　今夏にレアル・マドリーからレアル・ソシエダへ完全移籍をした久保建英は、現地８月14日に開催されたラ・リーガ開幕節のカディス戦で、決勝ゴールを叩き込んだ。

　２トップの一角で先発出場を果たすと、24分にMFミケル・メリーノの浮き様のパスに反応。右足のボレーシュートで、移籍後初ゴールを決めてみせた。

　実は、久保の獲得について、一部のソシエダ・ファンからは批判的なコメントが上っていた。加入後、クラブはこの日本代表MFの動画や写真をSNSに頻繁に投稿していたのだが、現地のサポーターからは冷やかな声が少なくなかった。

　ソシエダのカンテラ（下部組織）には優秀な選手がいるのに、なぜ過去３シーズンで説得力のある結果を残せていない選手を、わざわざカネを払って補強するのか、というのが最大の理由だ。

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　だだ、このゴール後には、ソシエダのサポーターから次のような声が上っている。

「まさに驚異的だ！」
「すばらしいデビューだ」
「彼は最初の試合でファンを獲得した」
「私はこの移籍を信じていなかった。訂正したい。彼が好きだし、何よりの誇りだ」
「彼はこのチームで成功するためのすべてを持っている」
「デビュー戦から衝撃的だ」
「彼の獲得をバカにしていた奴がいたよな」
「批判していた奴はどこ行った？」
「多くの人が彼の獲得を非難し、実力を疑っていた」
「いま、批判してみろよ」

　もうこの21歳の才能を疑う者はいないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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