【J1速報】ドウグラスの先制点に、浅野が2ゴール!! 広島が清水に完勝し、第2ステージ首位をキープ。佐藤の記録達成はまたもお預けに…

2015年09月26日 サッカーダイジェスト編集部

佐藤に代わって出場の浅野が、2ゴールの活躍。

59分からピッチに立った浅野(29番)が2得点と活躍。2試合ぶりのゴールで、勝利に貢献した。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の第2ステージ・12節が9月26日に行なわれ、清水対広島の一戦は前後半に得点を重ねた広島が清水を5-1で下し、第2ステージ首位を守った。
 
 序盤は残留へ後がない清水が攻勢を仕掛け、開始3分には大前の右クロスから鄭を経由し最後はP・ウタカに決定機が訪れるが、シュートはDFに阻まれる。その後も積極的にゴールへ迫り、広島を押し込む展開となった。
 
 しかし迎えた19分、広島が相手のセットプレーを防いだ流れからカウンターを発動すると、ミキッチのラストパスを受けたドウグラスがGKを冷静にかわして先制点を奪う。さらに24分には、右CKからニアサイドで水本が頭で合わせ、リードを2点に広げて前半を折り返した。
 
 後半もアグレッシブに攻める清水と、カウンターを軸に隙を窺う広島の構図は変わらず、ホームチームはP・ウタカや鄭が起点となり攻撃のギアを加速。すると64分、左サイドで得たFKから鄭が頭で合わせて1点を返す。
 
 さらに67分には、途中出場の村田のパスからP・ウタカがチャンスを迎えるなど勢いを見せるが、そんな反撃ムードに水を差すように、広島が力の差を顕示する。75分、佐藤に代わって途中出場の浅野が、GK林のロングキックに抜け出し3点目を決めると、その5分後にも細かなパスワークから最終ラインを突破し、ループシュートで4点目を奪取。終了間際には柏が加点し試合を締めた。
 
 なお、中山雅史(アスルクラロ沼津)が持つJ1通算最多得点(157点)まであと1ゴールに迫っている広島の佐藤は、59分までプレーしたが無得点に。記録達成はまたもお預けとなった。
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