チェルシーは逃げ切り失敗…ケイン弾でトッテナムが96分に追いつく!両指揮官が衝突した白熱のダービーはドロー決着

2022年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半アディショナルタイムにドラマ

後半アディショナルタイムに劇的な同点弾を奪ったケイン。(C)Getty Images

 現地時間8月14日にプレミアリーグの第2節が行なわれ、チェルシーとトッテナムが激突。前者の新戦力、スターリング、ククレジャ、クリバリが先発に名を連ねた一方、後者のリシャルリソン、ペリシッチ、ビスマは揃ってベンチスタートとなった。

 開幕からの連勝を懸けたロンドン・ダービーは19分に動く。ククレジャのCKから、クリバリが右足の豪快なボレーで叩き込んだ。ホームのチェルシーが新戦力コンビの活躍で、幸先よく先制に成功する。
【動画】ククレジャのCKからクリバリが豪快ボレー!新戦力コンビで奪ったチェルシーの鮮やかな先制点をチェック

 トッテナムは22分、自陣からのロングパスで一気に抜け出したセセニョンが、ペナルティエリア左からシュートを放つも、GKメンディに阻まれる。

 37分にはホームチームに追加点のチャンスが到来。ジョルジーニョからゴール前でパスをマウントが、するするとエリア内に侵入して右足を振り抜くが、クロスバーの上を越える。
 
 0-1で折り返したアウェーチームは後半に入って48分、ケインのパスをエリア左で受けたソン・フンミンがシュート。しかし、またもメンディに阻まれる。

 1点が遠いなか、57分にトッテナムが先に動き、リシャルリソンを送り込む。開幕節は出場停止だったため、東京五輪で得点王に輝いたブラジル代表FWは、これが新天地デビューとなった。

 すると68分、ショートカウンターから最後はホイビェアが絶妙なミドルシュートを叩き込み、ついに同点に追いつく。

 しかし、77分にチェルシーがお返しとばかりにショートカウンターを発動。スターリングからラストパスを受けたジェームズが、右足で冷静に流し込み、再び一歩前に出る。

 そのままタイムアップかと思われたが、90+6分だった。CKからエースのケインがヘッドで合わせると、最後はジェームズの足に当たり、ゴールへ。トッテナムが土壇場で同点に追いつく。

 試合はこのまま2―2でタイムアップ。両指揮官が激しく衝突するシーンもあるなど、文字通り白熱したダービーは、勝点1を分け合う結果で終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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