「レアルはバロンドールマシンだ」エムバペが因縁のクラブに言及!受賞者は議論の余地なし「もし僕がカリムだとして獲れなかったなら…」

2022年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いつかパリにいながらそれを手にできると確信している」

エムバペ(右)は同胞ベンゼマ(左)のバロンドール受賞を信じて疑わないようだ。(C)Getty Images

 フランスのサッカー専門誌『France Football』は現地時間8月12日、2022年のバロンドール候補者30人を発表した。

 バルセロナからの移籍1年目が低調な出来に終わったリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)は、2005年以来、17年ぶりの選外に。一方で、チャンピオンズ・リーグ王者のレアル・マドリーからは、エースのカリム・ベンゼマ、守護神のティボー・クルトワらに、昨季までチェルシーでプレーしたアントニオ・リュディガーを加え、合計6人が名を連ねた。
【画像】メッシがまさかの選外!バロンドールにノミネートされた30人をチェック!

 スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、自身もノミネートされたキリアン・エムバペ(パリSG)が、『France Football』のインタビューに応じてこの話題に言及。今夏に加入寸前まで行った因縁のマドリーについて、こう語っている。
 
「レアルはバロンドールマシンだ。それは認識しなければならない。本当にノウハウがある。だけど最も大事なのはピッチでの活躍だ。バロンドールを手にするのは、クラブではなく、自分自身だ。今でも、いつかパリにいながらそれを手にできると確信している」

 今年のバロンドール受賞者に関しては、フランス代表のチームメイトで、兄貴分的存在でもあるベンゼマだと断言。議論の余地はないと言い放っている。

「彼は34歳で、人生最高のシーズンを過ごし、チャンピオンズ・リーグを制して何度も決定的な結果を残した。もし僕がカリムで、今回受賞できなかったとしたら、永遠にバロンドールのことを考えるのはやめるだろうね」

 エムバペにとっても、昨シーズンのベンゼマのパフォーマンスは、他を寄せ付けないほど圧倒的に映ったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
世界最高選手の称号!歴代バロンドール受賞者44人を振り返る――1986~2021

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