【J1展望】2ndステージ・12節|湘南-横浜|齋藤、俊輔、アデミウソン…タレント揃う2列目対策で、菊地俊の起用法が鍵を握る?

2015年09月25日 サッカーダイジェスト編集部

湘南――公式戦3連発中の藤田祥のスタメンも絶対ではない。

怪我人/湘南=梶川 横浜=ラフィーニャ、田口、中町 出場停止/湘南=なし 横浜=なし

湘南ベルマーレ
2ndステージ成績:(11節終了時):9位 勝点16 4勝4分3敗 13得点・11失点
年間成績(28試合終了時):9位 勝点38 10勝8分10敗 36得点・35失点
 
【最新チーム事情】
先制点を5試合連続で献上。守備の修正を図りたい。
●ベンチメンバーが充実。リードされても追い付ける自信もアップ。
●練習から好調を維持する石川、大槻らの先発抜擢もある?
 
【担当記者の視点】
 果たして、シャドーかボランチか――。菊地俊の起用法がひとつのポイントだ。
 
 チームがスカウティングした横浜の予想布陣によって、彼の配置は変わってきそうである。さまざまなタイプのタレントが揃う横浜の2列目に対し、タイトな守備を優先するのであれば、ボランチ起用が濃厚だ。一方、その2列目へのパスを断ちたいのであれば、シャドーに配置してプレッシングを強めることになる。
 
 いずれにせよ、菊地俊が機能するかどうかで、湘南の出来を大きく左右することだけは間違いない。
 
 また前線は、公式戦3連発中と"大当たり"の藤田祥の先発が濃厚だ。ただし、大型CBの揃う横浜相手に、曺監督が「機動力」を優先するのであれば、大槻がCFで起用される可能性もある。そのあたりの駆け引きも注目のひとつだ。
 
 第1ステージの対戦では0-3と完敗を喫し、その敗戦をターニングポイントにチーム全員が原点に立ち返って好調の波に乗った。
 
 その時から成長していることをホームで、しっかり内容と結果で「証明」したい。
 

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