「鎌田大地とゲッツェ、どちらを攻撃の柱にするのか?」質問を受けたフランクフルト指揮官の答は――

2022年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どちらか片方というよりは…」

ゲッツェ(左)と鎌田がブンデスで揃って先発するかに注目だ。 (C)Getty Images

 ブンデスリーガのフランクフルトに所属する鎌田大地が、今シーズン初のリーグ戦先発を飾る可能性が高いようだ。現地8月13日に行なわれる第2節ヘルタ・ベルリン戦の前日会見に臨んだオリバー・グラスナー監督が明かした。

 現地紙『BILD』によれば、その会見ではユベントスへの移籍が決まったフィリップ・コスティッチの穴埋めに関する質問が殺到。指揮官は、攻守両面での貢献が大きかった選手が離脱したことで、「チームをリフレッシュさせる必要がある」とフォーメーション変更も考慮していることを明かした。

 そのなかで特に注目されているのが、鎌田大地と元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの存在だ。ブンデス開幕節のバイエルン戦(●1-6)ではゲッツェが先発し、鎌田は出番なし。12日に行なわれた欧州スーパーカップのレアル・マドリー戦(●0-2)では鎌田が先発し、ゲッツェは途中出場した。
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 グラスナー監督は記者から「(鎌田とゲッツェの)どちらを攻撃の柱にするのか?」と質問されると、このように回答した。

「スーパーカップでようやく昨シーズンからのことはひと段落した。コスティッチもいなくなり、ヘルタ戦後は私たちはシステム変更などを真剣に考えなければならない。新戦力がどのようにフィットするかも確かめないといけない。とにかく、次の試合は勝利を得るためにやるべきことをする。カマダとゲッツェは再び一緒にプレーする可能性は大いにある」

 加えて同紙は「鎌田はまだ契約延長の話がまとまっていないのもネックだ。彼とエバン・エヌディカは話し合いが進んでおらず、今後は状況が悪化する可能性もある」としている。

 果たして、ブンデス初勝利を目指すフランクフルトの布陣はどうなるのか。まずはヘルタ・ベルリン戦の選手起用が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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