【J1展望】2ndステージ・12節|鹿島-浦和|負けられない“赤の対決”を制するのは?

2015年09月25日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――浦和とのリーグ戦は10試合連続で勝利がないが…。

故障者/鹿島=中村、ジネイ、赤﨑 浦和=石原
出場停止/鹿島=なし 浦和=那須

J1リーグ 2ndステージ・12
鹿島アントラーズ-浦和レッズ
9月26日(土)/15:00/県立カシマサッカースタジアム
 
鹿島アントラーズ
2ndステージ成績(11節終了時):2位 勝点25 8勝1分2敗 20得点・10失点
年間成績(28試合終了時):6位 勝点47 14勝5分9敗 47得点・35失点
 
【最新チーム事情】                 
●10戦勝ちなしの宿敵から5年半ぶりの勝利を狙う。
●最近4戦3発の金崎がチーム最多8点目を目指す。
●元日本代表CBの昌子が復活の可能性も。
 
【担当記者の視点】
 これ以上「赤のライバル」には負けられない。浦和とのリーグ戦での対戦成績は通算26勝9分14敗と勝ち越しているが、近年は巻き返されて現在10戦勝ちなしだ。第1ステージも敵地で先制したが、残り20分で2点を奪われ逆転負けした。
 
 ただ、選手たちは結果ほど相性の悪さを感じていない。ステージ優勝へ、10年3月6日(2-0)以来のリーグ戦勝利を目指す。
 
 勝てていない10試合のゴール数を見ると2得点が1試合、1得点が8試合、無得点が1試合。得点の少なさが敗因となっているなか、最近の4試合で3ゴールの金崎に期待がかかる。月間MVP候補に挙がった8月から好調で、今月6日のFC東京とのナビスコカップ準々決勝第2戦では2ゴール。名古屋時代の12年4月28日以来となる浦和戦での得点を奪えるか。
 
 右膝負傷で離脱していた昌子が全体練習に復帰しており、大一番でカムバックする可能性もある。同期入団(11年)の柴崎、土居、梅鉢とともに、リーグ戦では1度も経験していない浦和戦勝利を掴みに行く。

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