【J1展望】2ndステージ・12節|山形-仙台|負ければ「ジ・エンド」の崖っぷちダービー

2015年09月25日 サッカーダイジェスト編集部

山形――松本戦のダメージを引きずりたくない。

故障者/山形=伊東、松岡 仙台=村上
出場停止/山形=キム・ボムヨン 仙台=なし

J1リーグ 2ndステージ・12
モンテディオ山形 ベガルタ仙台
9月26日(土)/14:00/NDソフトスタジアム山形
 
モンテディオ山形
2ndステージ成績(11節終了時):18位 勝点6 0勝6分5敗 6得点・18失点
年間成績(28試合終了時):18位 勝点20 3勝11分14敗 20得点・42失点
 
【最新チーム事情】
●9月23日の松本戦から今節の仙台戦まで中2日という過密日程。
●キム・ボムヨンが出場停止。ウイングバックは右が山田、左が高木利になる可能性が高い。
●残り6試合で年間順位・15位の甲府と勝点9差。
 
【担当記者の視点】
 松本戦は終盤の83分に2-1と逆転したものの、最終的に追いつかれて痛恨のドロー。浮き足立って守備が乱れてしまったのが、2失点目の原因だった。勝てた試合で勝点2を失ったダメージは小さくなく、それを仙台との"みちのくダービー"に引きずりたくない。
 
 両チームの魂と魂がぶつかり合うダービーでは一瞬の油断が致命傷につながる。その意味では、開始直後、終了間際などのプレーにとりわけ集中したい。今季のリーグ開幕戦では仙台に先制されてリズムを失っただけに、追いかける展開は避けたいところだ。
 
 シャドーで先発予定の川西とR・フランクが局面打開力に優れたディエゴを上手くフォローしてシュートチャンスを作れれば、山形の勝機は高まるだろう。いずれにしても、ホームゲームなのだから、アグレッシブに攻め込む戦いを見せてほしい。
 
 ホームで仙台に敗れれば、もはや「ジ・エンド」。J1残留の芽は限りなく小さくなる。
 

次ページ仙台――山形のハイプレスをいなせるか。

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