加入から１か月、シーズン開幕から２試合連続でネットを揺らしたインパクトは大きい。

　７月初旬にフライブルクに移籍した堂安律は、新天地でロケットスタートを切ることに成功した。その活躍は、ヨーロッパの他国にも伝わっている。

　堂安は公式戦デビューとなった７月31日のDFBポカール１回戦、カイザースラウテルンとの一戦で、延長後半にデビュー弾となる直接FKを決めてチームをラウンド突破へと導いた。

　さらに８月６日、アウクスブルクとのブンデスリーガ開幕戦では、チームが３点をリードして迎えた終盤にダメ押しの４点目をマーク。もちろんまだ２試合だけではあるが、チーム最多得点者という事実はニューフェイスにとって大きい。

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　この堂安の活躍に、イタリアのウェブサイト『calciomercato.com』は７日、「フライブルクが新たなボンバーを発掘。PSVから加入のドウアンがすでに全員を魅了」と題した記事で、オランダからドイツに戻った堂安の好調を伝えた。

「（イタリア代表歴も持つヴィンチェンツォ・）グリフォ所属のフライブルクに、この序盤戦で表紙を飾っている選手が加わった。PSVから加入したリツ・ドウアンだ。1998年生まれの日本人FWは、公式戦最初の２試合で２得点を挙げた。DFBポカールのカイザースラウテルン戦、そしてブンデスリーガ開幕戦のアウグスブルク戦だ」

　2020-21シーズン、堂安はビーレフェルトにレンタル移籍し、シーズン５得点を記録した。３年ぶりに戻ってきたドイツの地で、堂安はどこまで数字を伸ばすことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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