ミランがバタつきながらも連勝! しかし、本田はまたしても…

2015年09月23日 白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

なんとか逃げ切って今シーズンのアウェー初勝利

バロテッリ(右)の直接FKで先制したミランが、バタつきながらも連勝を飾った。(C)Getty Images

 9月22日、セリエA5節でミランはウディネーゼの本拠地フリウリに乗り込んだ。
 
 3日前のパレルモ戦で怪我を負ったイニャツィオ・アバーテとユライ・クツカの代役はそれぞれダビデ・カラブリアとナイジェル・デヨング、またルイス・アドリアーノに代わってマリオ・バロテッリが今シーズン初先発。本田圭佑は3戦連続でトップ下を託された。
 
 ウディネーゼのプレッシャーが緩い影響もあり、ミランは序盤から試合を支配。アンカーのリッカルド・モントリーボを軸にポゼッションをキープした。
 
 そして、5分には先制。ペナルティーエリア手前の右寄りの位置からの直接FKを、バロテッリが右足で叩豪快に叩き込んだ。
 
 さらに10分には、モントリーボの縦のスルーパスに抜け出したジャコモ・ボナベントゥーラが左足で流し込む。
 
 そして前半終了間際の45分、ボナベントゥーラのCKをクリスティアン・サパタが頭で合わせて3点目。前半で試合を決めたかに見えた。
 
 ただ、後半はDFイバン・ピリスを下げてFWドゥバン・サパタを投入し、システムを3-5-2から4-3-1-2に変えてきたウディネーゼの反撃に遭う。
 
 51分にエマヌエル・アギエマン=バドゥ、58分にD・サパタにゴールを許し、嫌なムードが立ち込めた。
 
 その後も押し込まれる展開が続くが、なんとか逃げ切って今シーズンのアウェー初勝利。2試合連続で勝点3を積み上げた。

次ページ10番を背負うトップ下としては批判を免れない。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事