3連覇狙う川崎が首位との大一番を制す! ジェジエウが90+9分に劇的な決勝弾! 横浜は10試合ぶりの黒星

2022年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

見ごたえのある攻防戦に

劇的な決勝ゴールを挙げたジェジエウ。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは8月7日、J1第24節の4試合を開催。等々力陸上競技場では川崎フロンターレ対横浜F・マリノスが行なわれ、2-1で川崎が勝利を収めた。

 リーグ3連覇を狙う川崎がホームに現在首位の横浜を迎えた一戦。立ち上がりから球際で強くぶつかり合い、攻守が激しく入れ替わる見ごたえのある攻防戦に。

 徐々に川崎がボールを保持し、サイドを起点に攻勢を強め、再三チャンスを創出。その勢いのまま先制ゴールを奪う。

 25分、CBの谷口彰悟が右サイドの前線へ向けてロングフィードを供給。これに反応した山根視来が、相手の意表を突くダイレクトクロスを上げると、ゴール前に走り込んだレアンド・ダミアンがヘディングで押し込んだ。

 横浜は中盤でのボール奪取から速攻を仕掛ける。縦に速い攻撃は、ジェジエウや谷口の集中した守備に苦戦し、なかなかシュートまでいけない。それでも前半終了間際の45+3分にカウンターを発動すると、エウベルのスルーパスに抜け出した仲川輝人が、巧みなチップキックで飛び出してきたGKの頭上を抜き、ネットを揺らす。
 
 後半もお互いにテンポの良いパス回しから好機を生み出す。横浜は65分、ショートカウンターから喜田拓也が放ったシュートはポストに直撃し、得点とはならず。川崎はその3分後、CKのゴール前の混戦から、こぼれ球に反応したマルシーニョが強烈なシュートを放つも、エドゥアルドの身体を投げ出したブロックに阻まれる。

 その後も一進一退の攻防が繰り広げられるなか、なかなかスコアが動かない時間が続いたが、90+9分に右サイドからの家長昭博のアーリークロスにジェジエウがヘディングで合わせて劇的な決勝弾。この直後に終了の笛が鳴り、川崎が貴重な勝点3を手にした。

 次節は13日、ともにホームで川崎は京都サンガF.C.と、横浜は湘南ベルマーレと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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