米大手が“今季注目すべきアジアのスター7人”に選出した日本人2選手は?「シルクのようなスキル」「日本の未来」

2022年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「輝かしい才能の一人と目されてきた」

「今季注目すべきアジアのスター7人」に選ばれたソン・フンミン(左)とジダン(右)。(C)Getty Images

 アメリカの大手スポーツチャンネル『ESPN』が8月5日、「2022-23 年シーズンの欧州サッカーで注目すべきアジアの 7 人のスター」と題した記事を掲載。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンらとともに日本人2選手が選出されている。

 一人目は、リバプールからリーグ・アンのモナコに活躍の場を移した南野拓実だ。同メディアは、「日本代表は、彼のキャリアで極めて重要なシーズンにレギュラーの座を求めてリーグ・アンのモナコへ行くことになった」と綴り、こう続けている。

「27歳の南野は、まもなくピークを迎えるはずであり、彼の理想はベンチを温めるのではなく、毎週フィールドに影響を与えたいと考えている。シルクのようなスキルを持つアタッカーは、日本で最も才能のあるひとりであり、特にサムライブルーがグループステージで元チャンピオンのドイツとスペイン、そしてコスタリカと対戦するワールドカップでは、エンジン全開にする必要がある」

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 二人目が、レンタルされていたユニオン=サン・ジロワーズからブライトンに復帰した三笘薫だ。『ESPN』は「南野に加えて、日本がワールドカップで期待するもうひとりの男は、ユニオンSGで昨シーズンをローンで過ごし、プレミアリーグでの最初のシーズンに臨もうとしている三苫だ」と紹介している。

「ベルギーで公式戦28試合に出場し、8得点を挙げて注目を集めた三笘は、川崎フロンターレ時代から日本サッカー界を代表する輝かしい才能の一人と目されてきた。まだ 25 歳で、シーガルズのトップチームでブレイクするには時間を要すかもしれないが、プレシーズンにインパクトを与えている」

 記事は、「三笘はアーセナルの右SB冨安健洋とともに、日本サッカーの未来としてだけでなく、今シーズンすぐにインパクトを与えることができる選手としても期待されている」と伝えている。

 そのほかに紹介されているのは、ソン・フンミン、韓国代表DFキム・ミンジェ(ナポリ)、イラン代表FWメフディ・タレミ(ポルト)、イラク代表MFジダン・イクバル(マンチェスター・ユナイテッド)、そしてベトナム代表MFグエン・クアン・ハイ(ポー)だ。

 プレミアを去った南野と、その世界最高峰の舞台に初挑戦する三笘。日本代表で左サイドのポジションを争う2人の活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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