「チームに迷惑をかけると言うけど…」マリノス主将が宮市へ熱きメッセージ!「亮くんに救われている人がたくさんいる」

2022年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「亮くんの周りにはたくさんの素晴らしい仲間たちがいます」

大怪我からの復活を期す宮市(右)に、喜田(左)が熱きメッセージを送った。(C)SOCCER DIGEST

 横浜F・マリノスのキャプテン喜田拓也が7月31日、自身のインスタグラムで宮市亮へメッセージを綴った。

 先のE-1選手権で約10年ぶりの代表復帰を果たした宮市。初戦の香港戦で途中出場、続く中国戦は先発し、持ち前のスピードを活かしたプレーなどで躍動した。優勝を決めた最後の韓国戦も途中出場。だが、相手との接触で負傷し途中交代。後日、右膝前十字靭帯断裂の診断が下された。

 これまで度重なる怪我に苦しんできた29歳のアタッカーは、一時は引退を決意したようだが、ファンやサポーター、周囲の声に励まされ、自身のサッカーへの深い愛を再確認し、「また、這いあがっていこうと思います」と決心した。

 宮市の負傷から3日後に行なわれたJ1第23節の鹿島アントラーズ戦。首位攻防戦となった大一番で、横浜は2-0の完勝を収める。喜田はインスタグラムで「亮くんのためにも必ず勝つと、そしてこれからもみんなで戦い続けると全員で決意して」と書き出し、想いを伝えた。
 
「亮くんはチームに迷惑をかけると言うけど、そんなことじゃなくて、亮くんの存在に、姿勢に、救われている人や支えられている人がたくさんいることを忘れないでほしいです。

 道の途中で、辛くなったら、苦しくなったら、僕たちを頼ってください。亮くんの周りには、写真のように、たくさんの素晴らしい仲間たちがいます」

 鹿島戦後に宮市を中心とした集合ショットや、「トリコロールの宮市亮 再びピッチで輝け 待ってるぞ」の横断幕を掲げる写真をアップロード。「まだまだ頑張りましょうマリノスファミリー!!みんなで必ず、最高の場所へ行きましょう」と締めくくった。

 首位に立つ横浜は現在、2位の鹿島とは勝点8差。3年ぶりのリーグタイトル奪還に向けて邁進中だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連写真】「辛くなったら、苦しくなったら、僕たちを頼ってください」宮市を支えるマリノスの「たくさんの素晴らしい仲間たち」

【関連動画】泣きながら、それでも笑顔で仲間を祝福! 宮市亮とマリノス同僚の"胸アツ"なシーン

【J1第23節PHOTO】横浜2-0鹿島|宮市のために!"マリノスファミリー"が一体となり天王山完勝!
 

次ページ【関連写真】「辛くなったら、苦しくなったら、僕たちを頼ってください」宮市を支えるマリノスの「たくさんの素晴らしい仲間たち」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事