英紙が「まだプレーしていることが知られていない大物9人」をピックアップ!セスクらと共に名が挙がったJリーガー2人は?

2022年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シャビが古巣で監督を務める一方で…」

今なお現役でプレーする(左から)ラーション、セスク、ホアキン。(C)Getty Images

 今夏の移籍市場でも、欧州のメガクラブは続々とビックディールを展開。アーリング・ハーランド(ドルトムント→マンチェスター・シティ)、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン→バルセロナ)、サディオ・マネ(リバプール→バイエルン)らが、高額な移籍金で活躍の場を移した。

 その裏では、カテゴリーを落とす選手もいる。セスク・ファブレガスもその1人だ。リバプールから加入した南野拓実と入れ替わる形で、モナコを退団した元スペイン代表MFは、セリエBのコモ加入で口頭合意に達したとされ、キャリア初の2部行きが確実となっている。

 そうしたなか、英紙『Mirror』は7月30日付けで「セスク・ファブレガスをはじめとする、まだプレーしていることを知られていない大物サッカー選手」と題した記事を掲載。「昨シーズン限りでリーグ・アンを離れたファブレガスは、セリエBの小クラブへの移籍に近付いているが、意外にもまだプレーしているビッグネームは彼だけではない」と訴え、計9選手を取り上げた。

 そこにはセスク、元フランス代表DFガエル・クリシー、元スペイン代表MFホアキン・サンチェス、元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨール、イングランド人FWリー・トランドル、元パラグアイ代表FWロケ・サンタクルス、元スウェーデン代表MFセバスティアン・ラーションと共に、Jリーグ勢2人の名もあった。
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 まず1人目が、スペインの英雄アンドレス・イニエスタだ。同紙は「バルセロナで中盤のパートナーだったシャビが古巣で監督を務める一方で、イニエスタは日本でキャリアを続けている。2018年にヴィッセル神戸に加入し、天皇杯と日本のスーパーカップを制覇。チームメイトからも慕われる存在となった」として、大崎玲央の以下のような言葉を紹介している。

「彼は自分のキャリアを終えるためにここに来たのではない。勝つために来たのであり、トレーニングやロッカールームでもそれを見ることができる。彼をチームに迎え入れたことで、他のワールドクラスの選手たちが入ってくる道が開かれ、多くの人がJ1リーグやヴィッセル神戸を見るようになったと思う」

 もう1人が、世界でも指折りのフリーキッカー中村俊輔だ。『Mirror』は「セルティックでカルトヒーローとなったナカムラは、エスパニョールに短期間在籍した後、2010年に日本へ帰国した。44歳となった今も2部の横浜FCでプレーを続けている」と説明したうえで、こちらは本人が昨年英紙『The Guardian』で語ったコメントを伝えている。

「体力は若い頃より明らかに落ちている。その一方で、経験を積んだことで、精神的なコントロールは以前より上手くできるようになったと思う。もちろん、コンディション管理には最善を尽くしているし、若いときよりも気を遣っている」

 欧州を離れ、現在は日本でプレーするレジェンド2人に、世界も熱視線を送っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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