レスターまたも追いつき、開幕6戦無敗をキープ! 岡崎は活躍のライバルの影に隠れ……――ストーク 2-2 レスター

2015年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

失点のリスクを恐れて慎重になりすぎ、2点を失った前半。

チームが劣勢に立たされるなか、数少ないチャンスを迎えるも、決めきることができなかった岡崎。 (C) Getty Images

 前節、2点のビハインドを覆し、アストン・ビラから逆転勝利を手にしたレスター。今節は、ストークの本拠地に乗り込んだ。
 
 レスターのスタメンは、オルブライトンに代わってカンテが左サイドに入った以外は前節と同じ陣容。岡崎は4-4-2の最前線で2トップの右に入った。
 
 一方、今シーズン、いまだ勝利がないストークは、ボージャンが今シーズン初先発。シャキリ、アルナウトビッチとともに4-2-3-1の2列目に入った。
 
 試合は立ち上がりから動く。13分、左サイドから中央に切れ込んだアルナウトビッチが、レスターのCBコンビの背後にノールックでスルーパスを通す。そのボールをペナルティーエリアに走り込んだボージャンが流し込み、ストークが先制した。
 
 さらに、その失点から7分後、動揺したアウェーチームは、自分たちミスから追加点を献上する。CBモーガンのバックパスがストークの1トップのウォルターズにカットされ、GKとの1対1を冷静に沈められたのである。
 
 失点のリスクを恐れて慎重になり、出足が遅くなったレスター。2点を失って以降もストークの素早いプレッシャーに苦しみ、自分たちのペースに持ち込むことができずに試合は進んだ。
 
 苦しい展開が続くなか、岡崎は数少ないチャンスに絡んだ。
 
 まずは32分にカンテからのスルーパスを相手CBの間で受け、決定機を迎えたかと思われたが、これはオフサイド。さらに40分には、右SBデラートからのクロスボールにヘディングで合わせたが、これはわずかに枠の上に外れてしまった。
 
 レスターはその他に目立ったシーンを作り出せないまま、ストークが2点をリードして前半は終了した。

次ページ決め切れない岡崎…。これが続けば今後は出場が危ぶまれる。

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