【J1採点&寸評】横浜2-0鹿島|韓国戦から中2日でフル出場し、豪快なミドルシュートも決めた岩田がMOM。ビッグチャンスを逃した土居は厳しく評価

2022年07月31日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

横浜――岩田は疲れを一切見せず、攻守に存在感を示した

【警告】横浜=松原(29分) 鹿島=A・カイキ(26分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】岩田智輝(横浜)

[J1第23節]横浜2-0鹿島/7月30日/日産スタジアム
 
【横浜|採点】
スタメン)
GK
高丘陽平 6.5
DF
松原 健 6.5
實藤友紀 6.5(80分 OUT)
エドゥアルド 6
永戸勝也 6.5
MF
喜田拓也 7(75分 OUT)
岩田智輝 7.5【MAN OF THE MATCH】
西村拓真 6.5(86分 OUT)
FW
仲川輝人 6.5
アンデルソン・ロペス 6.5(75分 OUT)
エウベル 7(80分 OUT)
 
途中出場)
MF
藤田譲瑠チマ 6(75分IN)
FW
レオ・セアラ 6(75分IN)
MF
山根 陸 -(80分 IN)
FW
水沼宏太 -(80分 IN)
FW
マルコス・ジュニオール -(86分 IN)
 
監督)
ケヴィン・マスカット 7
 
【横浜|寸評】
 鹿島のハイプレスを上手くかわしながらポゼッションし、サイド攻撃からリズムを作ると、37分に先制する。後半も早々に追加点を奪い、その後は丁寧にパスを繋いでゲームを支配。中盤の攻防もほとんど負けず、危なげない試合運びで天王山を制した首位チームは、2位鹿島との勝点差を「8」に広げた。
 
 E-1優勝を決めた韓国戦のピッチに立ち、中2日で迎えたこの鹿島戦にも先発した岩田をMOMに選出。序盤こそパスミスはあったものの、日本代表戦での疲れを感じさせない運動量で、中盤での強度の高いディフェンスとチーム2点目の豪快なミドルシュートは見事だった。先制弾のエウベルは持ち前のドリブルで何度も仕掛けるなど、積極性が光った。實藤は鈴木の対応に手を焼くシーンもあったが、競り合いでは簡単に負けず。8試合ぶりに先発出場した喜田は中盤での潰し役を担い、相手の攻撃を何度も摘み取った。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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