資金難のバルサ相手に「屈辱的な敗戦」が続くチェルシー。セビージャCBクンデの争奪戦でも劣勢に

2022年07月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

腹いせにアスピリクエタらのバルサ行きにストップをかける?

チェルシーはクリステンセン(左)、ラフィーニャ(中)に続き、クンデ(右)の争奪戦でもバルサに敗れるのか。(C)Getty Images

 アンドレアス・クリステンセン、ラフィーニャ、ジュル・クンデ。今夏、バルセロナとチェルシーのオファーが"バッティング"した選手たちだ。

 クリステンセンはチェルシーから提示された延長オファーを断り、フリートランスファーでバルサに加入。前リーズ所属のラフィーニャも、チェルシーのオファーを蹴ってバルサに入団した。そしていま、両クラブの間で争奪戦が繰り広げられているクンデもまた、ここにきてバルサの優勢が伝えられている。

 深刻な資金難が伝えられているバルサ相手の「屈辱的な敗戦」が続くチェルシー。スペイン紙『スポルト』によると、「腹を立てたチェルシーは、バルサへの譲渡が決まりかけていたセサル・アスピリクエタとマルコス・アロンソの移籍にストップをかけることを検討している」と報道。さらに英紙『サンデーエキスプレス』は、「チェルシーはアンス・ファティ、ガビ、ロナルド・アラウホ、メンフィス・デパイ、フレンキー・デヨングの強奪に動く構えがある」と伝えている。
 
 もっともガビは、来月5日の18歳の誕生日にバルサとの契約を延長するのが既定路線で、アンス・ファティやアラウホと同様に契約解除金は10億ユーロ(約140億円)に設定される予定だ。さすがのチェルシーと言えども手が届く金額ではないだろう。

 その一方で、デパイとデヨングは、バルサが受け入れ先を探しているのは周知の事実。『スポルト』紙も「(チェルシーの強奪が)実現すれば、バルサは大きく安堵する」と強調している。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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