【J1展望】2ndステージ・11節|甲府‐鹿島|守備の出来が問われる甲府は、出場停止明けの柴崎を擁する鹿島の進撃を抑えられるか

2015年09月18日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――“失点0”に抑えることに集中すべき。 

故障者/甲府=伊東、新井 鹿島=ジネイ
出場停止/甲府=なし 鹿島=なし

J1リーグ ndステージ・11
ヴァンフォーレ甲府  鹿島アントラーズ
9月19日(土)/17:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(10節終了時):14位 勝点14 4勝2分4敗 14得点・16失点
年間成績(27試合終了時):14位 勝点29 8勝5分14敗 20得点・34失点
 
【最新チーム事情】
●「セカンドボールの奪い合いが鍵」(佐久間監督)と見て、CFとシャドーの位置関係を整理。
●盛田の1トップ、石原をWBに置いた守備型のシステムをテスト。
●前節・川崎戦を怪我で欠場した新井と伊東は別メニュー調整。今節も欠場が濃厚。
 
【担当記者の視点】
 1-3で敗れた前節の川崎戦に続き、強敵をホームに迎える。この一戦での最大のポイントは、守備の出来に尽きそうだ。「粘らないといけないところを粘れなかった」(山本)川崎戦と同様のパフォーマンスならば、おそらく勝点1も望めないだろう。
 
 嫌なことに、鹿島はここ4試合・10得点と攻撃陣が好調だ。金崎やカイオなど、個の能力に優れたアタッカーに振り回されるような展開もあり得るだけに、マークの受け渡しや緻密なラインコントロールを徹底し、まずは"失点0"に抑えることに集中したい。
 
 もちろん、勝点3も狙いたいところだが、現実的には厳しい。シーズン終盤に熾烈な残留争いが待っていることを考えれば、ここであえてリスクを冒さず、無難な戦いを選択したほうが得策だろう。

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