「最高のメッシが帰ってきた」ガンバ戦での圧倒的パフォを西&英メディアが絶賛!「昨季はエムバペの影に隠れた失敗作だったが…」

2022年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「格下相手でも7度のバロンドール受賞者は本気だった」

G大阪相手に格の違いを見せつけたメッシ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ジャパンツアーで来日したパリ・サンジェルマンは7月25日、パナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦し、6-2で大勝。川崎フロンターレ戦(2-1)と浦和レッズ戦(3-0)に続き3連勝で、3連戦を締め括った。

 トップ下で先発したリオネル・メッシは、前線で自由に動き回り、攻撃を活性化。さらに、ネイマールのクロスを押し込み、チーム4点目を奪えば、逆にそのネイマールへ絶妙なスルーパスを通し、5点目も演出。黄金コンビの健在ぶりを知らしめる一戦ともなった。
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 この圧倒的なパフォーマンスにスペイン紙『AS』が注目。「最高のメッシが帰ってきた」と見出しを打ち、こう報じている。

「昨季のメッシは、多くの人がサッカー史上最高の選手と考えるメッシではなかった。無気力で、キリアン・エムバペの影にすらなっている失敗作だった。しかし、このプレシーズンでは、自分がまだ最高の選手の1人であることを証明しようと、高いレベルで取り組んだ。ガンバ大阪戦ではゴールを決め、お膳立てもした」

 同紙は35歳のアルゼンチン代表FWが、トップ下に入ったことにも言及。「レオはストライカーの後ろに位置する新しいポジションをかなり快適に感じているようだ。ガンバ大阪戦で素晴らしいプレーを見せてくれた」と訴えている。
 
「クリストフ・ガルティエ監督が就任したことで、パリは3-4-1-2を採用し、メッシはエムバペとネイマールという2人の主力のすぐ後ろに位置している。このシステムでは、3人の攻撃的選手が守備の義務からより解放され、メッシが攻撃の展開に集中できるようになる。しかし、日本チーム相手の2失点はいずれもディフェンスの裏を突かれたものであり、彼らは(ノルディ・)ムキエレの獲得がその解決に繋がることを期待している」

 また、英メディア『SPORT BIBLE』もやはり、稀代のスーパースターのプレーを絶賛。「リオネル・メッシのベスト盤が登場」と興奮気味に伝えている。

「たとえ、この試合が格下の相手との親善試合であっても、7度のバロンドール受賞者は、本気になっていた。メッシは足もとのボールを難なく操り、そのドリブルは相手ディフェンダーがファウルで止めるしかないほど巧みだった。ネイマールとのコンビネーションも見事で、バルセロナ時代のようなゴールを決め、トレードマークであるディフェンスの間を通すパスでアシストもした」

 メッシは昨季、長年在籍したバルサを電撃退団し、パリSGに加入。しかし、新天地での順応やコロナ感染等で苦戦を強いられ、リーグ戦では6ゴールに留まった。新シーズンでの本領発揮が期待されるなか、ここまでは順調な仕上がりを見せている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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