「俺たちでもできる」国内組のリーダー、谷口彰悟がキャリア初の日韓戦へ覚悟。「Jリーグにも素晴らしい選手はたくさんいる」

2022年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あまり期待されてないような雰囲気も確かにちょっと感じる」

自身初の日韓戦へ「正直、高ぶりは感じている」と話す谷口。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が7月26日、翌27日に行なわれるE-1選手権の韓国戦を前にオンライン取材に対応。日韓戦への想いを明かした。

 31歳のキャプテンは、宿敵韓国について「アジアのライバルとして、長年競い合ってきた国なので、絶対に勝ちたい。ましてや自分たちの国、僕らのホームでやれるので絶対にそこは勝たないといけないという気持ちがとても強い」とまず語る。そのうえで、今冬のカタール・ワールドカップ(W杯)も睨み、こうも伝えている。

「韓国もワールドカップに出場する国ということで、正直やっぱり香港、中国の2戦と比べるとレベルも上がってくる。そういう国をしっかり叩いて、自分たちの力を証明することはすごく大事。僕個人もきちんとしたパフォーマンスを発揮して、次に繋げていけるようなプレーをしたいし、チームとしてもしっかり勝利を収めて、まだまだJリーグの中にも素晴らしい選手はたくさんいるな、戦える選手がいるなというのを結果としてしっかり証明したい」
【動画】いざ激闘必至の日韓戦へ!宿敵を粉砕した前回対戦をプレイバック
 今大会は国際Aマッチデー外の開催のため、国内組のみでのメンバー編成となった(橋本拳人の所属はスペイン2部ウエスカだが、招集時はヴィッセル神戸)。現代表の大半を占める海外組は不在のなか、谷口は香港との初戦(6-0)を前に、国内組の意地を見せようと声掛けしたようだ。

「周りからは国内組だからとか、あまり期待されてないような雰囲気も確かにちょっと感じる。『俺たちでもできるんだよ』ってところを、口だけではなく、内容と結果で示していかなといけないところをみんなにどうしても伝えたかった。

 ここに集まって終わりではなく、この先またJリーグで代表に参加した選手として見られていくことによって、成長の度合いが変わってくると思う。9月の代表やワールドカップを見据えながら、やっていかないといけない。そういった意味でも、もっともっと(代表に)絡んでこれるような選手がこの大会でたくさん出てくるべきだなと思っていたので、そういう声掛けをした」

 キャリア初の日韓戦で、谷口はキャプテン、そして国内組のリーダーとして、W杯に繋がる勝利へ導けるか。宿敵を倒せば、4大会ぶりのE-1制覇が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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