ソシエダ加入の久保建英、ボルシアMG戦で早速デビュー!決定機到来も名手ゾマーに阻まれる…板倉滉との日本代表対決も実現

2022年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

板倉はフル出場、久保は後半の頭から登場

早速デビューを果たした久保。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 現地時間7月23日にボルシア=パルクで行なわれたプレシーズンマッチで、ボルシアMG(ドイツ)とレアル・ソシエダ(スペイン)が対戦。前者の板倉滉は中盤起用が続いていたなか、この一戦では右のCBで先発、後者の久保建英はベンチスタートとなった。

 立ち上がりこそ五分五分の展開も、時間の経過とともに徐々にソシエダが主導権を握り、攻め込むようになる。しかし、ボルシアMGは組織立った守備で、先制点は許さない。板倉も随所で対人の強さを見せつけ、ピンチを未然に防ぐ。

 31分には板倉とのパス交換から守護神ゾマーが前線へロングパス。ホフマンが一気に抜け出し、ボルシアMGのビッグチャンスとなるが、ペナルティエリア内から放ったシュートはGKレミロの正面に飛んでしまう。

 迎えた43分、ホームチームはテュラムがエリア内でル・ノルマンに倒され、PKを獲得。これをベンセバイニがきっちりと決め、先制に成功する。
 
 1点ビハインドで折り返したソシエダは、後半の頭からフィールドプレイヤーを全員入れ替え、久保も投入。トップ下に入った21歳は、今月19日に加入が決定してからわずか4日でのデビューとなった。

 58分にはゴール前の左サイドでボールを持った久保が、板倉ら3人のディフェンスに囲まれるも、間を通す絶妙なパスでチャンスを演出。ただ、得点には繋がらない。

 後半は再びアウェーチームのペースで進むなか、61分に追いつく。シュートのこぼれ球にエリア内で反応したカリカブルが、板倉を背負った状態で豪快にオーバーヘッドで叩き込んだ。

 78分にはエリア内でパスを受けた久保に決定機が到来。ゾマーと1対1になり、かわしにかかるが、ワールドクラスの名手は抜けず。右足でかきだされ、フィニッシュまで持ち込むことはできなかった。

 試合はこのまま1―1でタイムアップ。新加入の日本代表対決ともなった戦いは、ドローに終わった。なお、後半の途中からポジションを1列上げた板倉は、フル出場している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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