「ボールを奪うのは非常に難しい」南野拓実のデビューにリーグ1公式も注目!「偽9番を務め、適応力を見せた」

2022年07月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「意欲的に仕事をする選手」

先のインテル戦でデビューを飾った南野。(C)Getty Images

 南野拓実はこの夏、出場機会を求めてリバプールを飛び出し、フランスで新たな冒険に挑むことを決断した。モナコに完全移籍した日本代表アタッカーは、フランス・サッカー界の注目の新戦力のひとりだ。

 リーグ・アンの公式サイト英語版は7月20日、南野を紹介する記事を掲載した。日本からリバプールに至るまでの経歴を伝えつつ、プレースタイルについては「鋭いコントロールと低い重心で、相手DFがボールを奪うのは非常に難しい」と紹介した。

「意欲的に仕事をする選手でもあり、ボールを失ったら即時奪回のためにすぐにプレスをかける。(リバプールのユルゲン・)クロップ監督のゲーゲンプレッシングに合っていたのは確かだ」

 また、同リーグは2020年10月のチャンピオンズ・リーグ、アヤックス戦の試合後に、クロップ監督が「いたるところにおり、悪魔のように守り、本当に攻撃で絡んでくれた」と称賛したエピソードも紹介。さらに2021-22シーズンはカップ戦で出場機会を手にし、FAカップとリーグカップの双方でチーム得点王となる計7得点をマークしたことも伝えている。

 モナコは16日、親善試合でインテルと対戦。2-2のドローで終わった一戦で、南野は後半から出場してデビューを飾り、ゴールに迫る場面もあった。ボックス内で巧みにボールをコントロールし、鋭く反転から右足シュートを放ったが、インテル新戦力のGKアンドレ・オナナにセーブされた。

【動画】モナコデビューを飾った南野が、インテルを相手に反転から鋭いシュート
 リーグ・アンの公式サイトは、この場面を「インテル戦では偽9番を務め、適応力を見せつつ、1度チャンスもあったが、オナナに阻まれた」と紹介。今後予定されているポルトや古巣サウサンプトンとの親善試合での活躍に意気込んでいるはずだと伝えている。

 加入時に「新しいチャレンジ」に向けて「ワクワクしている」と話した南野。キャリアの新たな一章となる2022-23シーズン、ワールドカップを含め、さらなる飛躍を遂げられるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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次ページ【動画】モナコデビューを飾った南野が、インテルを相手に反転から鋭いシュート(2分6秒~)

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