パリSGの“MNMトリオ”は何が凄いのか? 対峙した川崎のDFは「体感したことがない」「すごく嫌だった」

2022年07月21日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「世界トップのレベルを体感できた」

パリSGはメッシ(手前左)、ネイマール(手前右)、エムバペが揃って先発した。奥はDFのキンペンベ。(C)SOCCER DIGEST

 川崎フロンターレは7月20日に開催された『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』の初戦で、パリ・サンジェルマンと国立競技場で対戦。1-2で敗れた。

 リオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エムバペの"MNMトリオ"を前線に並べたフランス王者に対し、川崎は粘り強い守備で凌いでよく耐えていたが、32分にメッシの右足シュートで先制点を献上。メンバーががらりと入れ替わった後半には、58分に追加点を許し、84分にCKの流れから山村和也のヘッド弾で1点を返したものの、あと1点及ばなかった。

【動画】パリSGの先制弾! メッシが右足を振り抜き、ゴール左隅に沈める
 この日、E-1選手権の日本代表に選出されたため不在のキャプテン谷口彰悟に代わって腕章を巻いた登里享平は試合後、パリSGについて「誰がとかではなく、全員が凄かった」と言いながらも、MNMトリオの凄さについてこう説明した。

「前線のメッシ選手、エムバペ選手、ネイマール選手は、ボールの持ち方や(周囲を)使うタイミング、相手の足を止めたり、局面を変えるドリブルがすごく嫌だった。やっぱりすごくレベルが高いなと」

 エムバペのスピードについては、「全然体感したことがなかったですね」と驚いた様子。「取れるかなと思っても一瞬で入れ替わられたり。世界トップのレベルを体感できた」と続けている。

 Jリーグで数多の快足アタッカーと対峙してきた31歳にとっても、いまや世界一の市場価値を誇る怪物のスピードは異次元だったようだ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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