「ドイツ人もびっくり」“デュエル王”遠藤航が明かす球際バトルの極意「自分の良いタイミングで当てられるか」

2022年07月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「なんだこの日本人は? みたいになっていますね」

遠藤が鈴木氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。2季連続デュエル王について語った。(C)Getty Images

 元日本代表のMF鈴木啓太氏が7月15日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。ゲスト出演した日本代表のMF遠藤航が、ブンデスリーガで達成した偉業について語った。

 19-20シーズンからドイツのシュツットガルトでプレーする遠藤。在籍1年目でチームの1部昇格に貢献し、2年目以降も主力として活躍。その存在はリーグの中でも際立つもので、20-21、21-22と2季連続で"デュエル王"に輝いた。

 昨季は「正直、取れるとは思っていなかった。まあ、嬉しいですね」と言う遠藤に、鈴木氏が「デュエルで負けないことで意識していることは?」と質問。29歳のボランチは次のように答える。

「身体の当て方とか、タイミングとか、足の出し方にはけっこうこだわるようになった」

 屈強な相手に対して、普通にぶつかっても勝ち目は少ない。相手のパワーを上手く避けながら、「最終的に自分の良いタイミングに持っていって当てられるか、みたいなのは、けっこう考えたりはしていた」という。
 
 そうした技術は「ちょっと上手くなったのかなと思いますけど」と分析する遠藤に対し、鈴木氏は「ちょっと上手くなったぐらいじゃ、デュエル王になれないと思うんですけどね(笑)」とツッコむ。

「日本人がまさかデュエル王になるなんて」と鈴木氏は感嘆。遠藤も「思っていないと思いますよ」と同調し、「ドイツ人もびっくりだと思いますよ。なんだこの日本人は? みたいな感じにたぶん、なっていますね」と表情をなごませた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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