「もう対戦しなくていいんだ!悪夢だった」チェルシーのジェームズ、先輩スターリング加入に歓喜!「何度も抜かれたし…」

2022年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

マウントも「僕が手本にしている存在」と大歓迎

20-21シーズンのCL決勝の一場面。ジェームズ(左)とスターリング(右)が激しく競り合う。(C)Getty Images

 チェルシーのイングランド代表リース・ジェームズとメイソン・マウントが、代表の先輩ラヒーム・スターリングの加入を歓迎した。7月14日付けでクラブ公式サイトが伝えている。

 現在27歳のスターリングは、リバプールでキャリアをスタートさせ、15年夏にマンチェスター・シティへ移籍。同クラブでは、今夏にチェルシーへ活躍の場を移すまでの7年間で、公式戦339試合・131ゴールを記録。11の主要タイトル獲得に貢献し、確かな足跡を残した。

 ジェームズは、「とても刺激的な契約だ。彼はいくつものゴールとアシストを記録し、サッカーで最も大きなリーグの1つでトロフィーを獲得している」と興奮気味に語り、同じ12月8日生まれの盟友の活躍に太鼓判を押している。

「彼は静かなときもあれば、騒がしいときもある。一緒にいて楽しいし、ピッチの外でも一流の男だよ。良いエネルギーをもたらしてくれるだろう。ピッチ上で彼がどんな選手かなんてあまり話す必要はないだろう。(シティ時代に)何度もプレミアリーグの頂点に立ち、数々のタイトルを手にしている。チェルシーでも特別な瞬間をもたらしてほしいね」

 スターリングとは、プレミアリーグはもちろん、2020-21シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝(1-0でチェルシーが勝利)でも戦った。それが新シーズンからはチームメイトとなり、ジェームズは「彼と対戦するのは悪夢だから、ここにいてくれて、もう対戦する必要がないのは嬉しいね!」と声を弾ませている。
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「彼のプレーは、とても細かくて鋭いんだ。小さく見えるけど、本当に強靭な選手だ。決して立ち止まらず、常に背後に走り込もうとする。チャンピオンズ・リーグ決勝でも良いプレーをしていたね。何度も抜かれたし、逆に自分も何度かデュエルに勝った。タフな相手だったよ」

 また、マウントも「ここ数年、彼のことをどんどん知るようになっている。人としてのあり方、ピッチ上でのあり方……。自身や周りの選手に最高レベルを求める人だ。間違いなく多くのことを学んだよ」と一目置き、「一緒にプレーできるのが嬉しい。グループに多くのものをもたらしてくれるだろう」と期待を込めている。

「代表では、練習後にいつも競争があるんだけど、彼はいつもトップに立つんだ。彼は世界でもトップクラスの選手だから、僕らはその能力を最大限に引き出す必要がある。彼がチェルシーを選んだことは、僕たちにとって大きなプラスだ。出身地であるロンドンに戻り、家族の近くにいて、最高のサッカーをすること、それこそがみんなが望むことだ。

 彼はまだ何年も勝てるし、レベルを上げ続けることができる。代表で近くにいて、どれだけ多くのキャップを獲得しているか、そして何度かキャプテンを務めているのを見てきた。僕が手本にしている存在だ。これからもリーダーシップを見習っていきたい」

 チェルシーは、2016-17シーズン以来、リーグ制覇から遠ざかっている。シティで実に4度、プレミアリーグのトロフィーを掲げたニューカマーは、持ち前の勝利のメンタリティを植え付け、加入1年目から栄光に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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