「リバプールに勝つのは最後かもしれないね」新生マンUが好発進もビラ一筋の元英代表は冷ややか「ファンは興奮しているが…」

2022年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

2018年3月以降、リーグ戦では勝利なし

リバプールを下し、記念のトロフィーを受け取ったブルーノ・フェルナンデス(左)とテン・ハーフ監督(右)。(C)Getty Images

 元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホール氏が、今季初陣でリバプールを粉砕し、歓喜に沸くマンチェスター・ユナイテッド陣営に水を差した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現地時間7月12日にタイのバンコクで開催されたプレシーズンマッチで、ユナイテッドはリバプールと対戦し、4-0で大勝。今夏に就任したエリク・テン・ハーフ監督の初陣をド派手に飾った。
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 OBの元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、ツイッターに「ここ数年、我々が切望していたものをいくつか見た。以前にはあまり見られなかったものだ。タッチラインでのテン・ハーフは良い感じだ」と綴り、古巣の会心の勝利を喜んだ。

 しかし、現役時代はレンタル移籍期間を除き、アストン・ビラ一筋でプレーしたアグボンラホール氏は、冷ややかだ。翌13日の朝、現地ラジオ局『talkSPORT』で「人々は昨夜の試合について話し、一部のユナイテッドファンは興奮しているが、プレシーズンは重要ではない」と、斜め上から発言している。
 
「正直、選手たちの身体の状態はまちまちだし、タイでプレーするのは、天候も湿度も、大変だろう。プレシーズンに大事なのは身体の状態を確かめることだろ?結果は全く問題ではない。だから昨夜のことは気にしないし、次のプレシーズンまでにユナイテッドがリバプールに勝つのは、これが最後だったかもしれないね!」

 ユナイテッドは2018年3月以降、同じ赤をクラブカラーとするライバルにリーグ戦で勝てておらず、昨季にいたっては2戦合計0-9と衝撃の惨敗を喫した。

 リバプールとの次の対戦は、来月22日のプレミアリーグ第3節。勢いに乗るレッドデビルズは本拠地オールド・トラフォードで迎え撃つこの一戦で、負の歴史に終止符を打ち、アグボンラホール氏の間違いを証明できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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