「ロベカルみたい」FC東京・松木玖生の鋭い“ブレ球”直接FKに脚光!「すごい変化してる」

2022年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

解説の柱谷幸一氏もうなった

浦和戦で松木が放った直接FKが脚光を浴びている。(C)SOCCER DIGEST

 19歳の俊英が大器の片鱗を見せつけた。

 FC東京は7月10日、J1第21節で浦和レッズとアウェーで対戦し、0-3の完敗を喫した。攻撃面で課題を残す結果となったなかで、高卒ルーキーMF松木玖生の"一撃"にスタンドはどよめいた。

 38分、ゴールからやや距離がある正面の位置でFKを獲得。キッカーを務めたのが松木だ。助走から自慢の左足を振りぬくと、放たれたボールには鋭いシュート回転がかかり、ゴールポストに直撃した。

 この試合の完封で通算GK無失点試合数ランキング単独1位に立った浦和の西川周作が、ほとんど反応できないほどのシュート。試合を中継したDAZNで解説を務めていた元日本代表FWの柱谷幸一氏は、思わず「いや、凄い」とうなった。柱谷氏は以下のように解説した。
 
「左足で少し切るような蹴り方で、ボールの芯をしっかりとらえているので、少しブレ球に近い形で外に切れていくようなボールだった」「よく曲がった。正面に行きそうなボールだったけど、最終的にポストに当たった」

 DAZNの公式ツイッターが「松木玖生が狙った」と題して松木のFK動画をアップロード。「これは凄かったなぁ」「すごい変化してるな」「これはえぐかった」「キックのブレ方とか性格とか、かなりケイスケホンダを感じる」「ほんとにこれはビビった」「ロベカルみたい」「いやーしびれた」といった声が上がった。

 ゴールという結果にこそつながらなかったものの、ファン・サポーターに強烈なインパクトを残す一発だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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