【J1採点&寸評】神戸2-1清水|チーム一丸で掴んだ今季初の連勝! 先制点の汰木をMOMに

2022年07月07日 白井邦彦

神戸――前半は「自分たちのサッカーができた」

【警告】神戸=なし 清水=なし【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】汰木康也(神戸)

[J1第20節] 神戸2-1清水/7月6日/ノエビアスタジアム神戸

【神戸|採点】
スタメン)
GK
飯倉大樹 6
DF
山川哲史 6
大﨑玲央 6
小林友希 6
酒井高徳 6
MF
山口 蛍 6
橋本拳人 6.5
汰木康也 7(77分OUT)【MAN OF THE MATCH】
アンドレス イニエスタ 6(66分OUT)
FW
小田裕太郎 6(66分OUT)
武藤嘉紀 6.5(90+4分OUT)

途中出場)
FW
大迫勇也 6.5(66分IN)
MF
佐々木大樹 5.5(66分IN)
MF
中坂勇哉 ―(77分IN)
MF
郷家 友太 ―(90+4分IN)

監督)
吉田孝行 6.5
 
【神戸|寸評】
 菊池と大﨑の交代以外は前節と同じ布陣。前半は「自分たちのサッカーができた」(吉田監督)。相手陣内に押し込み、8分に汰木が先制点を挙げ、後半に同点とされたが、終了間際90+2分の大迫の一発で快勝を飾った。

 左サイドは汰木とイニエスタを軸にボールを支配し、右サイドは小田の突破力を活かして押し込む。理想的な戦いで試合に入り、8分には汰木がリフレクションしたボールに見事にミートさせて先制に成功した。1−0で迎えた後半は、連戦の疲れで守備の強度が低下。清水に同点に追いつかれる苦しい展開に。そのなかで武藤、橋本、山口、酒井、山川が汗かき役となってチームを支え、大迫の劇的なゴールへつなげた。チーム一丸で掴んだ今季初の連勝だった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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