「豪州サッカーは低レベル」ボルトの衝撃発言に“本田圭佑より点を決めたら坊主”宣言をした現地ジャーナリストが痛烈皮肉!

2022年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何が凄いって、レベルが低かったにもかかわらず…」

同時期にオーストラリアでプレーした本田(左)とボルト氏(右)。直接対決に期待が高まったが、実現はしなかった。(C)Getty Images

 ウサイン・ボルト氏の衝撃発言に、因縁の女性ジャーナリストが噛みついた。英メディア『SPORT BIBLE』が7月5日付けで伝えている。

 オリンピックで8個の金メダルを獲得したジャマイカの英雄は、陸上競技引退後の2018年、プロサッカー選手になる夢を叶えるために、オーストラリア・リーグのセントラルコースト・マリナーズに練習生として加入。FWとして先発したテストマッチでは2ゴールを奪い、鮮烈なアピールを見せるも、給与など条件面で折り合わず、本契約には至らなかった。
【動画】DFを背負いながら、角度のないところから左足一閃!世界に衝撃を与えたボルトのテストマッチでのゴール

 それから4年、35歳となったボルト氏は、サッカーのチャリティーマッチに参加した際にインタビューに対応。当時を振り返り、「私は最初に間違いを犯したと思う。陸上競技を引退したとき、メディアに取り上げられるからヨーロッパにいたくなかったんだ。それでオーストラリアに行ったんだけど、そこのサッカーのレベルは高くなかった。ヨーロッパに残れば良かったよ」とコメントしていた。

 当然、リスペクトに欠けた発言はたちまち炎上するなか、ツイッターで痛烈に皮肉ったのが、オーストラリアのサッカージャーナリスト、ルーシー・ゼリック氏だ。
 
 このゼリック氏といえば、ボルト氏がAリーグに挑戦したときも現地メディア『The World Game』のライブストリームで、ちょうど同時期にメルボルン・ビクトリーでプレーしていた本田圭佑を絡め、こう言い放っていた。

「もしウサイン・ボルトがAリーグの試合に出場し、シーズン終了時、絶対的なレジェンドであるケイスケ・ホンダよりも多くのゴールを決めていたら、私は自分の頭を丸めるわ」

 ただ結局、本田が2018-19シーズンに18試合で7ゴールを決めたのに対し、ボルト氏は公式戦の出場はゼロで終わり、彼女が坊主になることはなかった。

 そして、今回の"物言い"だ。ゼリック氏は黙っていられなかったようで、ボルト氏のインタビュー動画を引用のうえ、以下のように綴っている。

「何が凄いって、『オーストラリアのレベルが低かった』にもかかわらず、ボルトはここでもヨーロッパでも、どこでもプロ契約を結べなかったということね。思い出アルバムを見るのが楽しみだわ…」

 陸上では数々の世界記録を打ち立てたボルト氏だが、サッカーの思い出は苦いものばかりだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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