「地球上でこんなに面白いレースがあるなんて」元英代表DFケイヒルが運動会で衝撃の大ハッスル!盟友テリーも爆笑

2022年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝利のメンタリティがここにある」

昨季はボーンマスでプレーしたケイヒル。現在はフリーなだけに貴重なアピールの場となった?(C)Getty Images

 かつてはチェルシーで活躍し、昨シーズンはイングランド2部のボーンマスでプレーしたガリー・ケイヒルが、子どもの運動会で見せた勝利への執念が、注目を集めている。

 現地紙『The Sun』によれば、長年付き合った恋人と結婚し、2人の子どもの親だというケイヒルは、現地時間7月2日に自身のインスタグラムを更新。そこで公開したのが、足を袋の中に入れ、ジャンプして進むレース(日本では障害物競争での障害の1つとして、麻袋を用いるのでお馴染み)に参加している様子だ。

 36歳の元イングランド代表DFは、スタートと同時にすぐ横のレーンのライバルと、壮絶なデッドヒートを展開。ついには横一列でゴールまであと一歩となると、現役アスリートとして負けず嫌いの血が騒いだのか、なんと最後の力を振り絞り、顔面からダイブ。倒れ込むようにしてフィニッシュテープを切った。
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 勝負の行方は定かではないが、チェルシー時代には2度のプレミアリーグ優勝に加え、チャンピオンズ・リーグ制覇も経験しているケイヒルは、メダルの絵文字を添え、「ただこれがもっと欲しかったんだ!」と、"大一番"を冗談交じりに振り返っている。
 
 衝撃のハッスルはたちまち話題となり、「地球上でこんなに面白いレースがあるなんて」「勝利のメンタリティがここにある」「真のディフェンダーの典型だ。常に身体を張っている!!」「タイトルが1つ増えたな」「最後まで戦ったもう1人の男性に拍手を送りたい」といったコメントが寄せられているほか、チェルシーで深い関係を築いたジョン・テリー氏も、泣き笑いとメダルの絵文字で爆笑を伝えている。

 ブラジル大会、ロシア大会とワールドカップ2大会にも出場したケイヒルは、長年チェルシーでプレーした後、19-20シーズンからクリスタル・パレス、21-22シーズンからボーンマスに所属。同シーズンは22試合に出場し、3季ぶりのプレミアリーグ復帰に貢献するも、わずか1年で退団し、現在はフリーとなっている。

 現役引退の考えは明かしておらず、動向が注目を集めるなか、『The Sun』は今回の運動会で「おそらくケイヒルは、将来の雇用主のために、自分自身をショーウィンドウに並べ、歳をとってもまだ走れることを示したのだろう」と説明している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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