「天才的ひらめきだ」南野拓実の売却に元イングランド代表戦士が見解!「主力ではないのに…」

2022年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「とても良いビジネスだったと証明された」

南野の売却に元イングランド代表守護神が見解を示した。(C)Getty Images

 リバプールで一定の役割をこなした南野拓実だが、ワールドクラスのストライカーがそろう前線で確かな立場を築くには至らなかったことも事実だ。

 2021-22シーズンのリーグカップとFAカップでチーム得点王だった南野だが、トロフィーを獲得した決勝戦では出場機会がなかった。プレミアリーグでの先発出場は1試合にとどまっている。

 それだけに、モナコへの売却は、リバプールにとって良い取引だったとの見方は少なくない。英衛星放送『Sky Sports』は、移籍金が1540万ポンド(約25億1000万円)で、250万ポンド(約4億1000万円)のボーナスがつくと報じていた。

 南野への関心が噂されていたリーズのOBで、元イングランド代表守護神であるポール・ロビンソンも、そういった考えを持つひとりだ。『Football Insider』で、ロビンソンは「天才的なひらめきだったね。彼でかなりそこそこの金を得ることができた」と話している。

「ミナミノはトッププレーヤーだ。ただ、リバプールの前線3枚に割って入っていけるだけでなかったことは明らかだろう。支払った金額を考えれば、モナコから1500万ポンド(約24億8000万円)を得られたのは良いビジネスだ。主力ではない選手でかなりのリターンを得た」

「彼が2試合連続で先発出場した記憶がない。とても良いビジネスだったと証明された」
 
 2019-20シーズン途中にレッドブル・ザルツブルクから獲得したときと比べ、約2倍の移籍金となっただけに、リバプールにとって「良いビジネス」となったことは確かだろう。

 ただ、新天地で南野がさらに飛躍すれば、リバプールはこのタイミングで日本代表アタッカーをこの金額で手放したことを悔やむかもしれない。すべては、モナコでの南野の出来次第だ。

 新たな挑戦に臨むが南野が、市場価値をさらに高める活躍を見せられるように期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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