5000万ユーロから値下げする意思はまったくなさそう
レバンドフスキは相思相愛と目されるバルサに移籍できるのか。(C)Getty Images
バルセロナの幹部は頭を抱えているに違いない。ドイツ紙『ビルト』によると、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)獲得に向けたオファーがまたしても"空振り"に終わったようだ。
相思相愛といわれるストライカーを迎え入れるべく、バイエルンと交渉を続けるバルサは先頃、このオフだけで"三度目"となるオファーを提示。その中身は移籍金4000万ユーロ+500万ユーロのボーナスで、一度目の提示額(3200万ユーロ)より随分と高くなっている。それでもバイエルンを納得させられなかったという。
ドイツ・メディアの情報を総合すれば、バイエルンがレバンドフスキに付けている値札は5000万ユーロ。健全経営で知られるとはいえ、コロナ禍で財政的なダメージを被ったクラブに値下げする意思はまったくなさそうだ。
相思相愛といわれるストライカーを迎え入れるべく、バイエルンと交渉を続けるバルサは先頃、このオフだけで"三度目"となるオファーを提示。その中身は移籍金4000万ユーロ+500万ユーロのボーナスで、一度目の提示額(3200万ユーロ)より随分と高くなっている。それでもバイエルンを納得させられなかったという。
ドイツ・メディアの情報を総合すれば、バイエルンがレバンドフスキに付けている値札は5000万ユーロ。健全経営で知られるとはいえ、コロナ禍で財政的なダメージを被ったクラブに値下げする意思はまったくなさそうだ。
バイエルンには大エースを手放せない戦力的な事情もある。今夏にリバプールから獲得したサディオ・マネは周知の通り、レバンドフスキのような生粋のストライカーではない。2021-22シーズンのCF二番手だったマキシム・シュポ=モティングは、あくまでバックアッパーという位置づけ(そして今夏の退団が有力視される)。世界最高峰の点取り屋が流出となれば、大幅な得点力ダウンを招きかねないのだ。
ウリ・ヘーネス名誉会長が「われわれは彼を手放さないことに決めた。代役が見つからない限りはね」(ビルト紙)と強調するのも当然だろう。退団を希望するレバンドフスキの意思に反し、現行契約が切れる23年夏まで囲い込もうとしているバイエルン、そして粘り強く交渉を続けているバルセロナ。三者が満足する日はやってくるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【PHOTO】2022年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
ウリ・ヘーネス名誉会長が「われわれは彼を手放さないことに決めた。代役が見つからない限りはね」(ビルト紙)と強調するのも当然だろう。退団を希望するレバンドフスキの意思に反し、現行契約が切れる23年夏まで囲い込もうとしているバイエルン、そして粘り強く交渉を続けているバルセロナ。三者が満足する日はやってくるだろうか。
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