【J1採点&寸評】神戸0-1浦和|芸術的FK弾のモーベルグがMOM。汰木は得点の匂いを感じさせたが…

2022年06月27日 白井邦彦

神戸――身体を張った守備は光ったが、FKの1発に泣いた

【警告】神戸=武藤(40分)、扇原(76分)浦和=酒井(65分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ダヴィド・モーベルグ(浦和)

[J1第18節]神戸0-1浦和/6月26日/ノエビアスタジアム神戸

【神戸|採点】
スタメン)
GK
前川黛也 6

DF
山川哲史 6(90+1分OUT)
大﨑玲央 5.5
小林友希 5.5
酒井高徳 6

MF
山口 蛍 6
橋本拳人 6(90+1分OUT)
武藤嘉紀 6
汰木康也 6.5(62分OUT)

FW
大迫勇也 6(62分OUT)
アンドレス・イニエスタ 6(70分OUT)

途中出場)
MF
郷家友太 5.5(62分IN)
FW
ボージャン・クルキッチ 6(62分IN)
MF
扇原貴宏 5.5(70分IN)
DF
菊池流帆 ―(90+1分IN)
DF
初瀬 亮 ―(90+1分IN)

監督)
ロティーナ 5.5
 
【神戸|寸評】
 4-2-3-1でミラーゲームに挑んだ。前半から浦和に主導権を握られながらも終盤まで0-0を維持。だが、90分にFKを決められ万事休す。攻撃面でやや積極性を欠いた印象。

 身体を張った守備は光ったが、前半はビルドアップでミスが目立ち相手に多くのチャンスを作られた。ミラーゲームでイニエスタや大迫、武藤らの個の優位性を出したかったが、試合を通してうまくいかず。戦術的な縛りがあるとはいえ、ボランチの山口と橋本の攻撃参加が少なく攻撃に厚みを出せなかった。古巣戦の汰木が前半からドリブルで攻撃の起点を作っていたが、後半は酒井宏の守備に苦戦。守備力の高い郷家に交代を余儀なくされてしまう。結果的に汰木の交代で得点の匂いが薄れた。

次ページ浦和――序盤のアクシデントにもうまく対応し、終盤に決勝弾

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