「日本にとってはプラス」森保監督が26人枠を歓迎! E-1選手権は長友らは選外か「W杯出場経験のある選手は招集しない方向」

2022年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「U-23のアジア選手権を戦った選手もリストアップ」

遠藤保仁に次いで2位の136キャップを誇る長友。7月のE-1選手権には国内組で臨むものの選外が濃厚だ。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の森保一監督が6月21日、オンライン会見に出席。今年の11月に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)に向け、意気込みを語った。

 正式発表はまだされていないものの、カタールW杯では従来の登録メンバー23人から26人に拡大される見通しとなっている。森保監督は「26人になるという流れはポジティブに受け取っている。選手の選択肢をより多く持って試合に臨めるということは、監督してありがたい」と歓迎の様子だ。

「試合に出られるのは先発11人プラスおそらく5人の交代枠で、残りの10人は試合には出られない。チーム全体のマネジメントとしては難しくなると言えるかもしれないが、日本はこれまでも最終予選の段階で、コロナ等々のリスク管理もあって、メンバー外でサポートに回ってもらう選手も招集していた。

 試合に出てもベンチスタートでもサポートメンバーに回っても、それぞれの立場からチームのために自分ができることをしっかりやる、連動するということはできているので、日本にとってはプラスになる26人枠だと思っている」
【動画】スコアは0ー1も内容では完敗…最強軍団ブラジルとの国立決戦をプレイバック
 森保ジャパンは今後、7月にE-1選手権、9月に2試合(うち1試合はアメリカとの対戦が決定)を戦い、W杯本番を迎える。代表ウィーク外に行なわれる前者のメンバー編成については、こう明言した。

「基本的にはカタールのワールドカップに向けて、メンバーに入っていく可能性のある選手たちで、(選考条件は)J1でレギュラーとして試合に出ているということ。先日、U-23のアジア選手権を戦った選手たちの中からも、A代表に来てもらうリストアップはしている。これまでワールドカップに出場したことがある選手たちは招集しない方向で行こうかなと。全員ではないが、基本的にはそういう方向で考えている」

 長友佑都(FC東京)、大迫勇也(ヴィッセル神戸)、酒井宏樹(浦和レッズ)ら、常連組抜きで臨むことが濃厚なE-1選手権は、国内組の若手にとって、千載一遇のチャンスとなることは間違いない。カタールW杯まで残された時間は多くないなか、貴重なアピールの場で、一躍名を挙げる者は現われるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ドイツで大反響!英語の質問に「ハンジ・フリック、何それ?」と答える浅野

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

次ページ​​​​​​​【動画】スコアは0ー1も内容では完敗…最強軍団ブラジルとの国立決戦をプレイバック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事