日本サッカー協会は６月21日、９月23日にカタール・ワールドカップに向けた強化試合でアメリカ代表とヨーロッパ（詳細な開催地は未定）で対戦することを発表した。

　FIFAランキングで23位の日本に対し、15位のアメリカは、北中米カリブ海予選で、カナダ、メキシコに次ぐ３位に入り、カタールW杯の出場権を獲得。メンバーにはクリスティアン・プリシック（チェルシー）をはじめ、ウェストン・マッケニー（ユベントス）、ジョバンニ・レイナ（ドルトムント）ら、世界有数のクラブでプレーする選手が名を連ねている。

　21日に行なわれたオンライン会見で、日本代表の森保一監督は、グループステージでドイツ、スペイン、コスタリカと同居する本大会に向けて、格好の腕試しになると語っている。
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「すごく良い準備となる対戦相手と組ませてもらった。アメリカは北中米の予選や、それ以外でもコスタリカと対戦している。ドイツやスペインなどヨーロッパの国とのワールドカップ本戦での対戦を考えたときも、アメリカはヨーロッパに良い選手をたくさん輩出しているので、ヨーロッパ基準でも対戦できるのかなと思っている。

　アメリカも本大会で良い結果を残すために、そのときのベストをぶつけてくるだろうし、モチベーション的にも間違いなく高いと思う。我々にとっては本当にありがたい対戦相手」

　森保ジャパンは、カタールW杯直前の９月シリーズで"仮想コスタリカ"とも言える北中米の難敵を倒し、自信と勢いをつけられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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