ドイツW杯の日本戦ではブラジルを目覚めさせるアシスト!元マドリー戦士が衝撃告白「酔っ払った状態で練習?YESだ」

2022年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「口の匂いを隠すためにコーヒーを飲んだり…」

アルコール依存症だったことを告白したシシーニョ氏。(C)Getty Images

 元ブラジル代表DFシシーニョ氏が、自身の大きな過ちについて語った。イタリア・メディア『Football Italia』などが伝えている。

 今週24日に42歳の誕生日を迎えるシシーニョ氏は、母国クラブでプロキャリアをスタートさせた後、レアル・マドリーやローマでもプレー。セレソンとしても2006年のドイツ・ワールドカップに出場し、グループステージの日本戦(〇4―1)では、反撃の口火を切るロナウドの同点弾をアシストした。

 しかし同年以降、代表に招集されることはなかった。その裏にはアスリートらしからぬ酒浸りの生活があったようだ。シシーニョ氏はブラジルの番組で「レアルにいたとき、酔っ払った状態でトレーニングをしたことがあるかと聞かれれば、YESだ。口の匂いを隠すためにコーヒーを飲んだり、たっぷり香水をつけたりしたよ」と、赤裸々に明かしている。

「プロサッカー選手として、それは簡単なことだった。アルコールを手に入れるのにお金は必要なかったからね。レストランに行けば、みんな喜んで何でもくれたよ」

 2007年にローマへ移籍しても問題が解決することはなく、キャリアで2度目となる膝の大怪我を負ったことで、アルコール依存症は悪化の一途を辿った。
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「トレーニングの後に飲むようになった。理学療法士と一緒に仕事をし、午後2時か2時半には家に帰り、午前4時になってようやく飲むのを止めるんだ。ローマで酔っぱらうたびに、首脳陣からの信頼は失われていったよ」

 以前には義務であるドーピング検査がなければ、薬物も摂取していただろうと衝撃の告白もしていた同氏は、13歳で初めてアルコールに触れ、一口目からその虜になってしまったという。

「13歳で初めてお酒を飲んで以来、一度も止めたことがないんだ。私は田舎に住んでいて、週末になるとみんなが集まって、広場やクラブに行ったものだ。そこにはバーがあり、若かった私はこっそり年上の人に買ってもらったり、親や警察から隠れながら飲んだりしていたよ」

 元マドリー戦士は、現在は酒を断ち、「自分の例を示し、私が陥ったような道に陥らないように人々を助ける」という使命のもと、反面教師としてセカンドキャリアを送っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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