「別の映像があるけど見せられないと。理解不可能」神戸の三木谷会長が再び怒りの投稿、判定への不満収まらず「日本は審判批判はいけないという風土があるが…」

2022年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今回は、徹底的にやらせてもらう」

前日に続いて、PK判定について怒りのツイートをした神戸の三木谷会長。(C)SOCCER DIGEST

 怒りが収まらないようだ。

 ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長が6月19日、自身のツイッターを更新。前日に続いて、PK判定に対する批判を展開した。

 18日に開催されたJ1リーグの第17節で、神戸は柏レイソルとアウェーで対戦。問題のシーンが起きたのは、1-1に追いつかれて迎えた41分だった。

 神戸のペナルティエリア内で、DF菊池流帆と柏のMF戸嶋祥郎がルーズボールを競り合った際、スライディングをした前者が先にボールに触ったかのように見えたが、その後の接触で後者が倒れると、主審はファウルを宣告。当初はペナルティエリアの外と見なされてFKだったが、VARチェック、オンフィールドレビューも行なった結果、PKとなった。

 これに対し、三木谷会長は試合中に「あれがファール。。。」「いくらなんでも酷すぎると思う」とツイート。1-3で敗れたゲーム後にも、「正式にJ Leagueに抗議文を提出します。VAR を見て、どうしてこの判断になるのか、意味が不明だ」と投稿し、怒りを露わにしていた。

 この投稿には「完全に誤審」「本当に酷い」と賛同の声が書き込まれた一方で、「足裏を見せてのチャレンジは接触が無くても警告の対象」と審判のジャッジを支持する意見も寄せられていた。
 
 そんななか、三木谷会長は試合の翌日に、次のように投稿した。

「結局、日本は審判批判はいけないという風土があるが、俺はそれは違うと思う。人間だから、ミスもあるだろう。うちに有利に働いたこともあるだろう。ただ、それに物申すなということが日本の審判のクオリティが進化しない原因だ。今回は、徹底的にやらせてもらう」

「そして空振った足の踵がボールに先にあたっているようにしか、俺には見えない。違うなら映像を見せてほしい」

「マッチコミッショナーにもし別の映像があるなら見せてくれと言ったら、それはあるけど、見せられないと言われた。俺にはそれも理解不可能だ。誤審は誤審で仕方ない。我々の主張が間違えているなら、その映像を見せてほしい。そしてそれがJリーグの基準ならそれを審判委員会で徹底してほしい」

 この連投ツイートには、「確かに別に角度から見たい」「先にボールに触ってもファウルにはなる」「誤審ではない」といった様々な声が寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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